きなこ飴をご存知でしょうか。
これを知ったのは20年ほど前。
香ばしくて滋味深い・・。虜になりました。
でもそれは、とあるメーカーの物だけだったというのが
その後あらゆるきなこ飴を買ってみて分かったことで。
初めて口にしたここのが一番おいしかったんだな、と結論づけた頃、
その逸品は姿を消しました。
あまり売れなかったのでしょうか。
しばらく探し求めていたのですが、諦めて自分で作ることにしました。
きなこ飴は、作るのは簡単。
水あめときな粉を練り合わせるだけです。
でも、それだけでは柔らかすぎます。求めている食感ではありません。
ハイチュウぐらいの固さがほしい。そのためには、
水飴を火にかける必要があります。
火には、力を寄せる陽の力があります。
集中とか、熱を生む力です。
肌寒くなってくると、焼き菓子を食べたくなるのは
熱の加わったものを身体が求めているからでしょうね。
料理も、オーブン料理やコトコト煮込んだものをおいしそうに
感じることが多くなりませんか。
水飴を火にかけることで水分が飛んで、
固さが出てきます。
でも飛ばし過ぎると冷えたら石のようにカチコチに。
いい塩梅の固さを見つけるまで、
私は大量にきなこ飴を作り続けました。
こんな事も分かりました。
水飴だけでは、うまみが足りない。
なんというか、きなこを食べているような感じなのです。
きなこ自体が、乾燥大豆をさらに炒って作るので
非常に陽の力が強い食べ物です。
黒糖を加えてみました。
するとこれが抜群にいい。
滋味深さと、飴としての安定感が出ました。
甘みは、モノを緩める陰の力を持っています。
甘いものを食べるとリラックスするのは、
そのためです。
陰と陽の力のバランスがいいと
おいしく感じます。
黒糖入りの、ほどよく固いきなこ飴。
私にはこれがベストバランスでした。
求めた味を自分で生み出せるようになった私は、
定期的にこのきなこ飴を作り、
忍者の常備食のように持ち歩くOLでした。
HP
http://prismahom.jimdo.com/