「こうでなきゃ」という思い込みがあると、そうでない時に苦しくなるのは
実の親との関係や、子育てにも言えることです。
ここ10年ぐらいの間に、
「通過儀礼の反抗期」以上の根深い溝について
告白する著名人などが出てきたおかげで、
親を愛せない人も少なからず居る事が、ずいぶん認知されてきました。
でもこれって、よく考えたら当たり前のことだと思うんです。
なぜかというと、
単純に二人は別々の人間だから。
ソリが合わない場合もあるでしょう。
もう一つあります。
何かしら成長しようとしない人に、
魅力を感じることは少ないから。
「生物学的に親になる」だけで人は立派になるわけではないですよね。
「馬齢を重ねる」という言葉がありますが
謙遜ではなく、意識しないと本当に人は無駄に年を取っています。
だから、
ご自分の親御さんに不満のある方は
それは珍しい事ではないので
ことさらその境遇を不幸と捉えなくてもよく、
それよりも、
世の中には素晴らしい人がたくさんいらっしゃるので、
そんな人たちを見つけていけばいいのではないでしょうか。
本も含め、メディアはそのように活用すればいいと思います。
あと私も含め、より上の年代に多い考え方ですが、
「歳上というだけで敬う」傾向。
人に敬意を払うのはいいことですが、
必ずしも「実年齢が精神年齢に比例している」わけではありません。
はるかに尊敬できる年下の方もたくさんいらっしゃいます。
教わってきた事ってなかなか上書きされないものですが、
こんな「当たり前と思っていたこと」から解かれるだけでも、
私たちは自由を感じられると思います。