FROM ホメオパス れいこ



奄美大島での被災経験から学んだこと

奄美大島に住んでいたことがあります。

観光地として洗練された沖縄に比べると、原始的な自然がまだ残っているし

人も素朴に暮らしています。

でも道路を増やしたせいか、台風が来ると大雨で山の斜面が崩れ

すぐに通行止めに。停電は珍しいことではありませんでした。



あるとき、そんな台風の中でも大きな爪痕を残していったものがあり

4日間の停電、2日間の断水を経験しました。








遠方に住む私の両親が心配するだろうと思い、

台風が去った後の静かな中、「すごい台風が来たけどもう行ってしまって、

今は大丈夫だから心配しないで。ちなみに今は停電中で、もうあまり連絡も出来ないから」とケータイから電話で話をしました。



「ああ、そう。分かった、大変だったね」という返事をもらっていたのですが・・・。



数時間後、「いまテレビで奄美大島が台風で大変なことになってるって!

すごい映像が流れてるんだけど、大丈夫??!!」

と両親から電話がかかってきました(苦笑)。



テレビの情報は、ちょっと遅いのですよね。

でも「ニュース」だから、両親にとってはテレビの中の映像が「今起こっていること」

になっていたのです。だから居ても立ってもいられず、

充電が切れそうな私のケータイに電話してきたのですね。

友人からも心配するメールが。

この時に学んだ事は情報の伝達にはタイムラグが生じるという事と、

映像の説得力です。



人体に起こっている事と同じ

これ、人の状態と同じだなあと思いました。

体調って、「なんかダルいなあー・・・」とか「なんか気が乗らないな」と

と感じていると、しばらくして熱が出てきたり、吐いたりという順序ではないですか?



逆に、何かを楽しみにしたり、気がかりな事が解決すると

食欲が戻ったりしますよね?



「病は気から」という言葉は、気分の持ち方の事を言っていますが、

「なんか・・」という「気」の動きは、「肉体の動き」よりも早いんです。

そしてその「気」の状態が、最新なんですね。



見えている事は説得力があるので、私たちはつい身体の現象を見てうろたえたり

大丈夫と安心したりしますが、そこはちょっと遅い情報なのですね。

「今」はその人の中にあります。それは空気のようですが、「雰囲気」としてその人から出ています。そこを感じる方が大切です。