FROM ホメオパス れいこ



「薬草講和」に行ってきました。

・・・じつはあまり期待しないで行きました。

だって、どこそこ大学の薬草に詳しい先生の薬草のお話し、500円という情報しかなかったんですもん。



でも場所が近いから行ってみたのです。
お客さんはご年配の方が多かったなー。


主催者の紹介のあと始まった先生の話しは・・・ 面白かった!

準備されていた資料も使わず、弾丸のように繰り出される目からウロコの薬草の食べ方、効能。話が脇道に逸れてもそこでひと花咲かせ、質問にも即答。

みな心を鷲づかみにされ、あっという間に2時間の講和が終了した後も質問が止みません。

「腰が痛い」

「肩が上がらない」

・・・・などなど、みなさん気になっている不調を聞いてみます。



「そんな時には○○を焼いてそのまま食べる!でもそれじゃ苦くて食べにくいから、ミキサーに牛乳とハチミツを入れて飲めばいいの!」

こんな調子でどんどん問題を解決していく先生。




あらためて、講師には弁士の才能が必要なんだなーと思いました。

いや正確にいうと、弁士のような講義は分かりやすいな、と思ったのです。




それで思い出したのが、ニックのこと。

ニック(Nick Churchill)は、私が学んだホメオパシーの学校の先生です。

彼にはいわゆる「大先生」のようなオーラがない。

先の薬草先生とは対照的なキャラクターです。



日本にも時々講義に来るのですが、静かな語り口で、とても謙虚。


受講者から「その処方は間違っていたと思います」と意見をされても(笑)、
「そうだったかもしれないね」と素直な返事。
「でも・・・この場合は○○の可能性もあったからこうしたんだ」・・・なるほどー!





ニックは、じつは腕のいいホメオパスなのです。
さらりと話す事例の中に人間洞察がされている、とても面白い講義。
でも、いっけん淡々としています。人が列をなすような語り口ではない。



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物事をシンプルに考えていくのって、私好きなのですが、
こと「人の心身」においては言い切りとか断言はできないなあと思います。
だからこそ、アートだと感じ興味が尽きないのですが。



健康でいたいのは多くの人が望むところで、まだ分かってないことは沢山あります。

そこへ「言い切り型」の強い問題解決者が現れれば、それを信じたくなるのが心情。昔からその繰り返しでした。


でも、言いきってしまう事の隙間には言いきれない部分が放られています。



たぶん唱える人は自信をもって言っているはず。それはいいのです。

コツは、こちらが隙間を持たせて聞くことなんでしょうね。

そうして自分の中で残したり捨てたりしながら築かれる「自分の考え」。

これが揺るがないものとしてあなたの支えになるのだと思います。