1990年7月。
今回初聴。
作詞:吉田美奈子 作曲:山下達郎 編曲:船山基紀
豪華作家陣によるダンスナンバー。
これは確実に舞台映えする曲。
テレビだと良さが伝わりにくいかな。
歌番組だと起承転結の転が大きくないと印象に残りにくい。
6年生にもなったのに、まだニッキの魅力には気づけなかったようだ。少年隊ダンスすごい、って印象すら持っていなかった。おそらく歌っている人は「歌手」というジャンルで見ていて、ダンス部分に注目する感覚がなかったのだと思う・・バレエも習っていたのに気づけないとはほんとにどうかしていたな。ダンスといえば元気が出るテレビのダンス甲子園とか、楽しんで見ていたけれど。
翌年91年にはZOOがチューチュートレインをヒットさせるのでその頃には歌手というよりダンスボーカルグループ、という存在を自分の感覚として認識し始めたように思う。
ダンスを厳しく注目する目がついたのは大人になってから。学生時代まではミュージカルにしてもバレエにしても、作品全体を楽しめたかどうかが重要で個々のダンサーや役者の能力といったものにあまり関心がなかった。ところが、いつしか技術的な面や表現力といったものに目がいくようになってしまった。自分でお金払うようになったらいいものを見たいって気持ちがより強くなったのか。今はK-POPなどの台頭により目にするダンスの全体的なレベルは高いからこそ、もっとすごいのが欲しくなって少年隊・ニッキにたどりついたのかな。
シティポップの系統が好きなので吉田美奈子の曲もおすすめされて聴いてはみたけれどどうも吉田さんの声質があまり好きではない。吉田美奈子もユーミンも中島みゆきも楽曲はいいのはあるけどどうも声質が好みではないというか、聴きたいシーンがあまりない。聴くのにこちらも根性がいるというかさらっと聴けない。吉田さんは歌はうまいので、まあこれは完全に好みの問題なのだろうけれど。愛でる歌はやはり声も重要要素。ニッキは歌声も素晴らしいなめらかかつまろやかで色気と包容力を持つ。そしてかっちゃんの歌声は明度彩度の高い華やかさがある。ヒガシは単体だと正直歌手にはあまり向いていないとは思うけど3人で歌うバランスとしては適度な繊細さと朴訥さのスパイスになっていて飾り付けとして秀逸な役割を果たしている。ほんと素晴らしい均衡で成り立っていた伝説のグループですね。それにしてもヒガシって性質行動から受ける印象とは異なり歌声は繊細で朴訥というのが面白い。ガラス細工のようなデリケートな歌声をしている。
この曲聴けば聴くほど自分の中で盛り上がっていく。
最初はちょっと単調かなと思ったけれど底力があるというか聴けば聴くほど面白みがある。