2018 5 14 晴
豪雨にうたれ 冷えきった日を過ぎ
快晴の空を 見上げる
見渡す限りの 青
青く見える空
けれど
本来 色 は ない
すべて
本来は 透明
光と影 つまりは 陽と陰 で
色をもつ
色をもったようで
本来は 透明
見えてしまっても 観ていないよう
聞いてしまっても 聴こえなかったよう
感じとってしまっても 揺れを顕さないよう
何がある 何もないな 何も
いや 在る
ただ 透明が 在る
透明に 色を見いだし
また透明に還していく
世界は ただ 透明で 澄んでいる
本来 って なんだろう
私の本来って いったいなに
透明
すべては ただ透明で
澄んでいる
何も観えない のではなく
観えているすべて は 本来 透明で
観ている 私 も 透明
在ろうが 無かろうが
透明
ただ 産まれ 生きて 死ぬ
そこに 色をみいだそうが
透明に還ろうが
世界は廻っていく
私だけが特別だという幻も
あるでも ないでも なく
すべては ただ 透明
ときにそれを 空虚 とよび
ときにそれを 孤独 とよび
ときにそれを 救済 とよび
ときにそれを 超越 とよぶ
どこまでも どこまでも
透明な世界は
すべてをのみこんで
とても 静かに 澄んでいる
透明な星空を 見上げる