やたらにとにかく、


やりたいことより

やらざる得ないことに追い回されていた一月。


うん、まあ、

だとしてもやりたいことはゼロにしないし、


ならないし。


何気にどんな時もそれなり楽しんでしまう(笑)


さて、

そんなだからか、

 


予期せぬときに伏兵は現れる。


伏兵と書くと、

敵のようにも聞こえるが、


今回に限ってはそうではない。


簡単に言うと、


普通の生活の中でスピリチュアルな世界を忘るるなかれと、


寄せて来る、


そんな不思議現象(分かりやすいのは羽根が飛んでくるとか 突然考えたことに対して答えになるような看板や、大型車の車体メッセージなど)


または見知らぬ人との会話である。


先日突然アラカンほどの男性に、


「分別って日本語っぽくないよね〜、外国語っぽくない?」


と突然言われて、


「あ〜、ドイツ語ですか?ブンデスリーグとかありますね。まあ、意味的には似てるような反対のような微妙ですねえ…」


と答えたら、


「日本語ってヘブライ語に似てるって知ってる?」


と追って言われて、


「京都の地名や神職などにはそっくりそのまま似た言葉が残ってますよねえ…」


と返してしまい、


「あなたは何故、ここに居るんですか?」


と問われてギョッとした。

普通の人なはずなのだけど、


「そういうことを知っていて、何故、ひっそり、陰に隠れて?」


目が変に濡れたように光ってる。

その至って普通のそれこそ特徴が思い描けない程の平凡な年配男性に問われて、


ああ、これはご注意が来たのか滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗と少し息を呑んだ。


私が困ったような笑顔を返すと、

その男性は何か目が覚めたというように踵を返して雑踏に消えて行った。