私たちの仕事は占いだけに限らず、

クライアントの望む方向性へ少しでも近づける為のお手伝いをすることである。

つまりタイミング、潮目とでも言うか、それを視て、

望むものに一番近い到達しやすいルートを作る。

または心の安らぎを与えたり、

思考の取捨選択を促したり、

時に鼓舞し、

時に慰め、

時に手を取り、

背中を押す。

勿論決めるのはクライアントさんなのだけど、

目の前に座った相手の欲しい言葉をいつの間にか知っている。

だから真実を突き付けられたいのではなく、

不安やモヤモヤを和らげ解消して貰いたいだけの人も沢山居る。

それでいい、

それでもいい。

ただ、折角綿密にタイミングを読んで、

いきなり動き出した運勢に、

浮かれていて、

新たな不安要素に目を背けて策を講じないのは得策とは言えない。

だってね?
運勢や人間関係にも慣性の法則は働いてるのだから。

スピードが出ている時こそ、ちょっとした障害物でもバンドルも取られるし、抵抗も、反動も大きい。
車で言うなら、あっという間にコースアウトしてしまう。

望むことに向かって行動しない人はない。
それでも時期、タイミング、どんな努力や準備をすべきかと、
合わせるか合わせぬかは希望の通り具合が全く違う。

スムーズにスピーディーな時こそ慎重に。