えーーーー。
どうしてかよく人に道をきかれます。せれです。

というかね、これねー、

海外でもあんのよね?( ´;゚;∀;゚;)
なんで?
どう見てもこの国では私が異国人でしょ?!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
道訊くか?
どういう経緯?(笑)

ま、ここ10年海なんざわたってやしませんけどね?

そんなだから、
ま、普通に思ってたら、

「せれさんすごい道きかれますよね?」

って改めて言われて、

あ、そなのね?(笑)と再認識。
今日もふらふらと歩いていたら、

お年を召したご婦人が大きな声で「参ったなあ~💦参ったなあ~💦道が分からなくなっちゃったのよねえ?」とキョロキョロしてる。

しかしせれの場所からはかなり距離があったので一瞬ぽかんと様子を見てしまいました。

ですが場所は夕方の新宿なのに誰一人足を止めて彼女に声に耳を傾ける人がいません。
不思議と人は大衆になると責任を感じなくなりやすい生き物なのだそうです。
勿論迷子になったのは誰のせいでもありません。
責任なんてないと言われればそうですが、

簡単に言うと、

厄介ごとに巻き込まれたくないと言うか、

そういったものの責任を容易く放棄するのだそうです。

ああ、あの人困ってるんだ。
自分が出来ることがあれば手を貸そうと思った瞬間、そのご婦人が小走りに私の方へ寄ってきた。
「すみません、私ね?どこにいるか、わからなくなっちゃって…」

人は子供に戻ると言うけど、
慌てて一生懸命に言い募る姿はまるで子供のようで、

やはり迷子。

色々訊いてみるけど、
バスの会社の名前も、行き先も、番号もみんなあやふや。

「デパートの前の丸いとこで降りたの」

しか分からない。

もう甲州街道まで来ているので、取り急ぎ近くまでつれていってそれでも分からなかったら交番で相談しても良いかと思いそこまでゆっくりと送っていく。

その間見知らぬもの同士おしゃべりをする。

デパートの目の前までやって来ると、思い出したのか、来たときに見たと言う看板を指差して大喜びするご婦人。

信号を渡るところまで見届けてお別れをした。

ま、なんか分かんねえけど、

人が喜ぶ顔を見るのが好きです。

それから端的に人が好きなのかもしれません(笑)