映画が好きだ。
昔は銀座にサンドイッチを作って朝から映画館に行った。
当時の単館は同じものを繰り返し流すのだが、入れ替えもない。

そして映画館にそんなに人も居なかった。

同じ映画をただひたすら朝から夕方位まで一人で観ていることもあった。

よく同じ映画を厭きもせずに観られるね?

と驚かれるが、

映画は観る度に新しい発見がある。
これは映画に限らず、舞台でも、漫画でも、そうなのだけど。

うん、舞台はナマモノなので殊更、毎回何か変化はあるね。

じゃ、映画や漫画は?
絶対同じなのになんで?

そんな風に思われるかもしれないけどね、

それは観る自分が一分一秒の差で変わるから、

経験や、自分の中での気づきによって変わるからなんだと思うんだよね☺

今日はショーシャンクの空に、

人は自分の居場所と言うものの中でしか生きられない

しかしそれを決めるのもまたその人であり、

最悪な場所で出会った相手が、

まさに約束された人間で、

ソウルメイトであったり。

普段何不自由なくある当たり前こそ、

しあわせというものであると、

失って初めて気づくのかもしれない。

理不尽や犠牲、

過酷な試練と、
とても遠い回り道の先に、

希望と楽園が在る。

そんな気にさせられる映画です。