ご訪問ありがとうございます。
プリズム主宰 田中つるみ です。
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観に行ってきました。今回で2度目の鑑賞。
主演の沖縄大女優の平良とみさんとパチリ!
映画「GAMA 月桃の花」
http://gettounohana.com/story/
沖縄戦終結50周年を記念して製作された、初の沖縄県民映画。
日本で唯一展開された住民を巻き込んだ地上戦を、ひとりの
平凡な母親の視点から描いています。ビデオ化はされてなくて、
自主運営によって上映会のみ「奇跡の映画」といわれています。
沖縄の“命どぅ宝(ヌチドゥタカラ)” を伝える映画です。
会場内では、
おじぃちゃん、おばぁちゃん、親子3世代でいらしていた方が多く、
通常の映画館では見られない光景にビックリしました。
まず、製作責任者である海勢頭豊さんのコンサートで開演。
歌声や手話という言葉を通じて、温かさ、清らかさ、そして力強さが
伝わってくるような感じ。まるで、悲しみを優しさに変えてくれるような
音楽でした。また、曲間のMCでは、琉球の歴史から、映画に対する
想い、現在の基地問題までをお話しして下さり、故郷のことを新たに
知ることができた貴重な時間になりました。
そして、映画は?と言うと。。。
正直...何回観ても...やりきれない場面も多い、しんどい内容...(――;)
~想像してみて下さい~
何年たっても、語るにも辛い出来事。。。生きながらの地獄。。。
誰でも鬼にならないと生きていけない環境を。。。
戦争って?平和って?家族って?というテーマを投げかけ、
深く問いかけてくれます。事実を事実として受け止める。
自分は平和のために何が出来るのかを考える指針になる映画でした。
実は、この映画の製作完成までには、たくさんの苦難があったよう。
しかも、沖縄に思いを寄せる方々の協力を得て全国各地で自主上映会
を展開。その後は、沖縄修学旅行でガマ(避難豪)を訪れる中高生の
事前学習での上映会が続けられている現在だそう。
そんな状況で、ビデオ化へと要望も多いようなのですが…
これは、映画でないと意味がなく、暗闇の映画館や音響を通じて、
ガマにいる感覚を体感してほしい想いがあるので譲れないとのこと。
さらに、アメリカやハワイ等からも上映依頼があるようですが…
未だ字幕スーパーをつけて実現できない理由は、現在進行形の
借金返済だそう。(爆) そんなこんなの裏事情もありつつ、
やはり多くの方に観て頂きたい映画ですね!
<写真>は、帰り際に大好きな平良とみさんが私の隣にいて…
ラッキーな1枚。とても、小柄でチャーミングな方で素敵でした~♪
それは、私の顔がデカイことでお分かり頂けるかと...(^^;)
遠近効果?(笑)ちなみに、写真右は妹です。似ていますか~?
この映画には、平良とみさんが演じるオバァーのセリフを通じて、
神の怒りとでも言うのか、魂が唸る声を感じるようなシーンがある
のですよ。あまりの迫力に、大女優の物凄さも思い知らされます!
ちなみに、映画タイトルになっている
「月桃(げっとう)」は、子どもの成長祈願の沖縄伝統行事
「ム―チ―(鬼餅)」を包む葉としても使われています。
。
。
沖縄では、方言でサンニン(月桃)と呼ばれています。
http://ameblo.jp/prism-iroiro/entry-11460536035.html
最後まで、お付き合い頂き、ありがとうございます。 (*^-^*)