先週土曜日は日生劇場へ。
ずっと楽しみにしていたミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」を
観てきました。
そういえば私、初めてミュージカルを観たのが日生劇場でした。
40年以上前、小学校の授業でだったか招待だったか？
劇団四季の「モモと時間泥棒」を観て以来、
日生劇場がとっても好き
台風が接近していたので天気が心配でしたが
ほぼ傘が要らないくらいの小雨程度でホッ
この日は、木村達成さん・ダニエル、
加藤和樹さんのアンダーソン、
堂珍さんのジャック。
Wキャストでダニエルを演じる小野賢章くんも、
若い時から声優で知ってるし、娘がアイナナ・ファンなので
賢章ダニエルも気になるけど、やっぱり私は達成さんで観たい
娘たちも達成さん大好きなので、ほぼ即決
日生劇場は劇場の中も素敵なのですが、
このタイムテーブルの写真の後ろにちょこっと見える
らせん状のレトロな雰囲気の階段が大好きで
2階席のときはエスカレーターを使わず、いつも階段で上り下りしてます
そして、何より日生劇場は静か。 客層が大人だからでしょうか。
係の方が注意する必要もないくらい、皆さんおしゃべりを控えて
劇場もロビーもとても静かで、落ち着いて観劇できました。
ウレタンマスクの人もほとんどいなかったし。
ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」は内容を知らなかったので、
ただ単に切り裂きジャックの怖い話かと思っていたのですが、
観終ってみれば、とても哀しい愛のお話でした。
皆さんの演技、もちろん素晴らしいのですが、
とくに木村達成さんの、真っすぐで繊細な表情から、
一転して狂気に満ちた表情や動作まで、もの凄い熱量を感じて、
メチャメチャ感動してしまいました。
前回、木村さんを舞台で観た「プロデュ―サーズ」の女装の役も
本物の女性みたいに指先まで動きがキレイで感動したけれど、
今回のダニエル凄かったです。
今後どんな役者さんになるのか、すごく楽しみ
ずっと注目していきたい役者さんです。
その他、ダニエルとグロリアの愛、
アンダーソンと元カノ・ポリーとの愛、
そしてその後に起こる悲劇が想像できる直前の
アンダーソンとポリーの切ないシーンには涙が出ました。
そして田代万里生さんの演じるモンローは、
ほんとうは嫌なヤツなのに、
万里生さんの人の良さが出て、憎めなくなってしまう～
グロリア役のMay’ｎさんは、昨年観たミュージカル「生きる」の
トヨちゃん役の元気はつらつ
なイメージがあったのですが、
今回、しっとり女らしくて、切なくて、胸が痛むような役も見事に演じてステキ。
加藤和樹さん、堂珍さんは文句なしにステキ
歌も演技も素晴らしいし、歌スゴイ 声がヤバい
あぁ、コーフンし過ぎて、ぜんぜん感想になっていないww
そういえば、前にWOWOWの番組・グリブラで
「ジャック・ザ・リッパー」で伝えたいことは？との質問に
賢章くん「ちょうどいいが良いよ、行き過ぎは良くない」
達成さん「愛するより愛されたい。ダニエルの気持ちになると。」
田代万里生さん「観る人ひとりひとりに『あなたはジャックじゃないですか？』と。 一回見つめなおしてもらいたいなー」
と話していた理由がわかった気がしました
パンフレットも素敵
（最近のパンフって正方形っぽいの多くない
）
特典のブックレットも頂きました
あー、もう一回、復習として観に行きたいっっ
でも、もうチケット無いだろうなー 円盤化されないかなー