昨日はコーラスの指導員でもある
海Do先生のコンサートがあり
四ツ谷の紀尾井ホールへ。
舞台で活躍するオペラ歌手・海Do先生の
オペラの曲目の歌声はいつ聞いても力強く
でもささやくように歌うパートでは
繊細な歌声がとっても素敵でした
また若き後輩との曲目では
バリトン、テノールのハーモニーが重なり
更に素晴らしく
実にベルカントなひと時を堪能させていただきました
(若手の方々のコーラスがお世辞抜きに
ベテランを脅かすのでは?と思うくらい感動でした)
アンコールの最後に海Do先生の歌った
『千の風になって』は、
それはそれは素晴らしく
会場のあちこちで涙を押える姿が見られ
舞台上で歌っていた、唯一のベテランのA山先生や
新人のH谷川先生も涙を堪えて歌っているようで
海Do先生の歌が、会場に居た全員の
心の琴線に触れる素晴らしい一曲だったことは
きっと間違いないと思います
歌い終わった海Do先生も感極まって
降り注ぐ拍手のなか
ちょっと泣き顔のような笑顔での挨拶に
観ているこちらも、もらい泣き
昨年、ご本家の『千の風に~』を聴いたときは
ワタシ含め、みんな泣いていなかったのにな・・・
そうそう。
毎回、ステージで伴奏されるピアニストのU田先生。
普段はオーラを消し、いつも控えめで穏やかな
U田先生ですが、
舞台に上がってピアノをに向かうと
時には髪を振り乱しピアノが揺れるほどの力強さで、
時にはささやくように繊細に、歌い手の呼吸に合わせ
素晴らしいピアノの旋律で歌手を導くU田先生が
本当に素敵でした
(※ ワタシ、U田先生推しです)
昨日のコンサートは心が洗われる
感動的なひと時でした
まさにベルカント = 美しい歌