『ライトボディの目覚め』(改訂新版)大天使アリエル&タシラ・タチーレン著

 

五次元的に見てみると、

  • 感情体
  • 精神体
  • スピリット体

は、二重正四面体で作りあげられているように見えます。

それらはある特定の回転率をもっています。

 

感情体

みなさんの感情体のなかには、素晴らしい「引っかかりの場」があり、

それらはみな幾何学形で、首尾一貫したやり方では動きません。

そのような支離滅裂な動きは、

エーテル性青写真に存在する四次元的な構造に寄与します。

 

つまりあなたは感情の上に座りこんでいるわけですが、

それはカルマ・ゲームの一部なのです。

このゲーム中では「表現」をしないようにと叩きこまれました。

表現することは危険なことだと。

表現することができなければ、

この素晴らしい幾何学形をその場に押さえこむことになり、

その結果どうなるかというと、

あなたと補いあう「引っかかり点」をもつ誰かに行きあたるまで、

どんどん相手を変えていきます。

そして「引っかかり点」保持者と出会ったとたん、

あなたの小さな幾何学形たちは、相手の接触点とくっつきあってしまい、

そこであなたはカルマを演じることになります。

 

これでは身動きがとれません。

それが完了し、あなたと相手がきちんと結合状態をほどくまで、

ずっと引っかかったままです。

あなたはこれを「制限」として経験します。不快な体験です。

そして「一体全体、なんでこんなことに?」という思いをするのです。

 

精神体

精神体も幾何学形で成り立っています。

このエネルギー体の役目は、あなたの現実を決定するというものです。

精神体は自分がそれをコントロールしていると信じています。

自分がショーのすべてを取り仕切っているのだと思いこんでいるのです。

実際はそうではないのですが、何が「現実」かを決定するのが精神体の仕事なのです。

 

あなたの人生のなかでどのように宇宙がみずからを再構築していくのかを決定します。

そのように何が現実かを決定することによって、

あなたをカルマゲームにはりつけにするのです。

精神体が何より嫌うものは変化です。これ以上のものはありません。

なぜかというと、もしあなたが今していることを変えてしまうと、

自分が未来に生き延びていないかもしれないからです。

 

それがうまくいくかどうかには関係なく、

とにかく自分を生かしつづけると思える現実を存続させるのです。

あなたが幸せか、満足がいったかなどということは、まったく気にもかけていません。

存続させるためにのみ、そこに配置されたものなのです。

 

「すべてなるもの」の自然な状態は、それ自身の内側で一体化されます。

分離の幻影を存続させるためには、信じられないほどの量のエネルギーが必要です。

ただ手放すよりもはるかにエネルギーがいるのです。

それは、精神体がこんなに強くなるまで発達してきた理由のひとつです。

 

分離の幻影を存続させるいちばん簡単な方法は、

見えないものはすべて「現実ではない」と精神体に宣言させることでした。

そうすることによって、

みずからのスピリットからやってくる衝動を、すべてふるいにかけて落としてしまうのです。

スピリット体

次の体であるスピリット体も、また同じ二重正四面体からできていて、

そのほとんどはカルマーゲームでは無視されています。(注:3次元で機能していない)

それはもともとあなたを、

  • あなた自身のオーバーソウル、
  • あなたのキリスト・オーバーソウル、
  • われありという存在(アイ・アム・プレゼンス)

に、直結させるためにデザインされたのです。

当然、スピリット体はカルマーゲームではあまり使われません。

ただそこに存在しているのみで、そのような結びつきは形成されないのです。

 

スピリット体はあなた自身のスピリットからの衝動と情報をもたらし、

そのあと「これは現実じゃない」といっている精神体とぶつかり合います。

感情体がスピリットから ピン! とくるものを拾い上げた時、

表現するかわりに押しこめてしまうのです。

そして制限と分離という、このサイクル全体をくり返します。なぜならば、

このゲームの全ては、スピリットからの分離という幻影に基いているからです。

これが真相なのです。

 

(上記注釈はプリシラによる補足/追加)