
プリシラは明日ついに、大阪に到着しますよ


本日も
プリシラ・アーンの生ライブ目撃者から、彼女の魅力を語っていただきました
本当は最終回のはずだったんですが、実は、更にもうお一方お寄せいただけたので、
まだ続きます

祝!プリシラ・アーン2年半ぶりの単独来日公演企画~

12/1(月)大阪 大阪公演詳細HP *明後日です!!
12/3(水)東京 東京公演詳細HP今日の応援コメントは、
『思い出のマーニー」美術監督・種田陽平さんにインタビューもされ、
10/24に発売されたばかりの『伝説の映画美術監督たち×種田陽平」の編集も担当されているライターの大谷隆之さんからです

プリシラ・アーンの歌に見る、「思い出のマーニー」とは?
(プラス…彼女の日本語カバーの素晴らしさも語ってくれました
)


プリシラ・アーンの生の声にはじめて触れたのは、今年の7月。
スタジオジブリ作品『思い出のマーニー』の完成披露試写後に
彼女がサプライズゲストとして登場し、
主題歌の「Fine On The Outside」を歌ったときでした。
たった1曲のパフォーマンスでしたが、これが本当にすばらしかった。
繊細で、どこかちょっと寂しげで、でも声の真ん中にしっかり芯がある──。
言葉の1つひとつ、余韻の隅々にまで細やかな意識が行き届いていて、
アコースティックギター1本の静かな演奏だったにもかかわらず、
東京国際フォーラムの大ホールを埋めつくした観客が
(その大部分は彼女について何の予備知識もなかった人だと思うのですが)
自然に引き込まれていったのを覚えています。
ちょうどその時期、僕は『思い出のマーニー』の美術を担当された
種田陽平さんの単行本を編集していました。
北海道の海辺の村を舞台にした同作の背景ビジュアルは、
釧路湿原の豊かな自然をモデルに造形されたもので、
夏の水面をわたる潮風の匂いや、キリリと澄んだ空気まで感じさせてくれます。
とりわけ印象に残るのは、心を閉ざした主人公の杏奈と
金髪の少女マーニーが出会う“湿っ地屋敷”で、
種田さんは古びた建物の質感などディテールを丁寧に描き込みつつ、
現実のちょっと先にある「異界感」を表現するべく苦心を重ねられたようです。
そして僕には、繊細さと芯の強さ、儚さと温かさを兼ね備えたプリシラの歌が、
美しい『マーニー』の世界観としっくり馴染んでいるように思えました。
「♪小さい頃からずっと 友だちは少ないほう
だから平気でいられるようになったの
ひとりでも ひとりでも
これからも外側にいたっていいの」
こんな風に歌いだされる「Fine On The Outside」は、
実は『マーニー』のために書き下ろされたテーマ曲ではなく、
今から10年近く前、彼女が実家を出てロサンゼルスで1人暮らしを始めた頃に、
自分の少女時代を思い出しながら作ったものだそうです。
孤独や寂しさを否定するのではなく、むしろそれらを受け容れつつ、
自分の足でしっかり歩いていこう──そんな強い意志を感じさせるこの曲は、
プリシラにとっての“原風景”を映し出しているのかもしれません。
その繊細な感情の震えをもう一度ライブで聴けるのが、今からとても楽しみです。
あ、最後にもう1つだけ!
心地よい声のなかに卓越した表現力をひめたプリシラですが、
日本語で歌われたカバー曲も、実はとってもいいんです。
絶妙のバランス感覚でコントロールされた母国語のオリジナル曲に対して、
どこか素朴で、生成りっぽい味わいとでも言えばいいのかな…。
ユーミンの「やさしさに包まれたなら」にしても
SUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」にしても、
彼女が歌うと表面の色がきれいに洗い流されて、
その曲が本来持ってたメロディーと言葉そのものがすっと届く気がします。
飾りのない声で歌う「Sukiyaki(上を向いて歩こう)」も涙が出るほど愛らしいし、
ジブリつながりで言うと「風の谷のナウシカ」なんて
松本隆さん(作詞)/細野晴臣(作曲)コンビの奥ゆかしい持ち味を
1984年の劇場版よりはるかに的確に伝えていて(ごめんなさい)、
はっぴいえんど好きの方にもぜひぜひ聴いていただきたい。
先日リリースされたベスト盤にも収録されているので、
もしかしたら来日公演で披露してくれるかもしれませんね。
そんなことを考えつつ、彼女のステージを心待ちにしています。
ライター・大谷隆之
『伝説の映画美術監督たち×種田陽平」 絶賛発売中




プリシラの来日公演の詳細はこちら
<Priscilla Ahn JAPAN TOUR 2014>
●2014年12月1日(月)【大阪】森ノ宮ピロティホール 開場18:00/開演19:00
●2014年12月3日(水)【東京】めぐろパーシモンホール 開場18:00/開演19:00
<チケット料金>
全席指定8,500円(税込)※未就学児入場不可
発売中!
お問い合わせ先
【大阪】キョードーインフォメーション 06-7732-8888(10:00~19:00)
http://www.kyodo-osaka.co.jp/schedule/E013901-1.html
【東京】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~19:00)
http://www.sunrisetokyo.com/schedule/details.php?id=2514

























