3歳年下の弟にはすごく優しい母親が、
いつも、あなたはお姉ちゃんなんだから、
と私には優しくない気がしてたから。
でも、他人からはお母さんそっくりなんて言われてた。
寝付けない夜に
やたら咳がコンコンと出てしまったとき、
隣の部屋に寝ていた母が子供部屋に来て、私の布団を掛け直した。
目を開けずに寝たふりをしていた。
嬉しかった。
お姉ちゃんでなかなか甘えられない私は、
母親の愛情を確かめたくなり、
今度はわざと咳をしてみた。
母はやっぱり来てくれて布団を肩まで上げてくれた。
その年の冬が終わる頃もう一度試してみた。
やっぱり母は来てくれた。
それからはもうしなかった。
オオカミ少年になってもいけないし。
そんなことをふと思い出した。
次に実家にお泊りするときに、またしてみたいけど、
昔の家とは違うし、
寝る部屋が遠くなったからもう聞こえないかな 笑
その話は母には言ってない。
相変わらず親不孝の娘でごめんなさい。
お母さんの言う事聞かないで、
結婚してしまったからこんなことになったんだよね。
また今日も夫に八つ当たりされた。
私はどうしてここにいるんだろう。
さみしい夜にまたこんなひとりごと。