泣いてなかった | まるこのブログ

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夫の、既婚者同級生との浮気、風俗、セックスレスに悩み疲れたアラフィフの日記ブログ

やっぱりね。



夫が、なんでか、死んでた。


昔、娘とお揃いで着ていたチェックのシャツ姿の夫が、

冷たいベッドの上で顔に白い布をかぶせられている。


回りの人がいろんな準備をしながら、


私は1人動かずにいた。


回りの景色と人が動く。


有名人でもないのに、


相当大きな遺影が飾られてる。


でかっ。


今時は、あれが普通か。


とクスッと笑っていた私。


あ、誰にも見られてないか、辺りをキョロキョロ。



やば、笑ってたらだめじゃん、私。


そもそも、なんで死んだんだろう、この人。


本当に死んでるのかな。


お通夜の準備?で回りがバタバタしている中、


頭ではいろいろ考えているけど、


全然動けない私。


誰かが新聞を読んでいる。


あれ、夫の写真が載ってる。


それもあんなに大きく。


え~?


そんなに有名人だっけ?


それとも悪いことでもして銃殺でもされたの?


ん~~、わからない。


動けない私が邪魔そうにいるのに、


誰も私に気づかないのか、


それとも、

夫を亡くしてかわいそうに、

とそっとしておこうってことなのか。


でも、ここにいたら邪魔そうだな、私。


夫が寝ている、死んでいる?ベッドのそばに行こうとする。


これからどうしよう…。


涙は出ない。


本当に死んでるのかな。


白い布をはぐってみた。


あれ?なんか、動いてない?


え?


息してんじゃん。


どーゆーこと?


なんだ、これ、芝居?舞台?演技?

どーなってんの?



死んでない?
生きてる?

回りが騒がしくなった。


あら、芝居ではなかったのか。

生き返った、ということ?


え~~~っ?????




目が覚めた。


あ、夫がいない。

布団が冷たい。


 
ん?今何時?
どこ行った???


パジャマ姿の夫が布団に戻ってきた。


『どうかした?』

『いや、別に』


夜中こっそり外出して、

実は今戻って来た、とか?





とりあえず生きてた夫は、
私の隣で横になる。


少し寝ぼけた私は…


パパがね、死んだ夢見たの。夢でよかったよぉ~。゚(T^T)゚。


と夫に抱きつく…


な~んてことしたら、


どうなるだろうなぁ。


普通なら、


『そっか、大丈夫だよ、よしよし』

って感じだろうけどね。


何十年も拒否されて仮面夫婦のうちの場合だったら、


ぎゃあ!
やめろ!なんなんだ、いきなり!
近づくなよ!
さっさと起きて向こう行け!

みたいな…?


そんなことを想像しながら、


泣いてなかったな、私。


隣にいる生きている夫をちらっと確かめて、


逆を向いてまた眠た。


ほんとだったらどうなんだろう。




お腹空いたと起きて来た夫に、

朝ごはんの用意してあげる。

夜中居なかったかもしれない夫に。


ためいきのわたし。


時間がもったいない。