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音楽関連ネタ専用のブログです。

 


いや、2日ほど前、痛恨の打撃を受けたから、

 

というわけではないけど

 

 


急に、グスタフ・マーラーの悪魔の音楽

 

交響曲第6番「悲劇的」を聴こう、と

 

思い立った。

 

(ロリン・マゼール指揮ウイーン・フィル)

 

最終楽章の巨大ハンマー。

 

英雄が倒れる打撃を表現したものだそうだ。

 

 

 

(※ 非常に中毒性の高い音楽なので

 

くれぐれもご注意ください。

 

元中毒患者です(笑))

 

 

 

 

いや重ねて言うけど、

 

痛恨の一撃を受けたから、というわけではない(笑)

 

 

 

 

 


ダニエル・バレンボイム氏の指揮。


実は現役時代、この曲を演奏するのが苦手だった。

いわゆる「裏打ち」のリズムが苦手で。

正直、楽しむよりはストレスのほうが多かった(笑)

 

 

ということもあって、最近もあまり聴いてなかったんだけど。

なんか、ふとめっちゃ聴きたくなって聴いてみたら

本当に素晴らしい。

 

 

曲に対するストレスがない状態で聴くと、

全然違って聞こえるものだ(笑)

神々しいまでの美しい響き。

しばらく嵌りそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、自分の最愛の女性(※家族除く)、

 

チョン・キョンファのブラームスだ。

 

部分的には動画観たことがあって、観たいな~と

 

思っていた2003年の日本での演奏。

 

今日、アップしてくれている神様がいて感激!

 

 

スーパーワールドオーケストラという

 

胡散臭いオーケストラだけど、

 

巨匠ベルナルト・ハイティングが率いる

 

ちゃんとしたオケだ(笑)

 

 

彼女のこの曲の動画はたくさんあるけど、

 

やっぱりこの演奏が一番好きかも。

 

指の故障で約5年間戦列を離れる2年ぐらい前。

 

他の追随を許さない、凄い演奏である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リッカルド・ムーティ氏の、

 

ベートーヴェン「コリオラン」序曲の動画。

 

 

激務で疲れているせいなのか、

 

泥酔のせいなのか分からないが、

 

涙がとめどもなく流れた。

 

 

 

思えば今年は、例年の数十倍泣いた気がする。

 

殆ど、っていうかほぼ100%は、

 

嬉しくてか感動して、なんだけど。

 

 

 

 

 

 

メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調「スコットランド」

指揮:クラウディオ・アバド

 

この曲は思い入れがありすぎて、
逆にずーっと聴いていなかった。

 

自分は、スコッチと名のつく曲が好きなんだろうか?

スコッチウイスキーも好きだし。

一度もスコットランドには行ってないのに(笑)


メンデルスゾーンというと、子供の時に読んだ
クラシック作曲家を紹介する本で

「生まれつき裕福な家に生まれ、38歳で死ぬまで
幸せで恵まれた生涯を送った」

 

この一言が、ずーっと
頭に残っている。

 

でも、一生なんの苦しみもなく
幸せに過ごした、なんて有り得るんだろうか。

 

そして、特にこの曲のような
甘美でありながら、とても切ない

 

・・・こんな曲を、
「なんの苦労もない」人が
書けるわけがない。

 

…と、この歳になってやっと
考えるようになってきた(笑)

 

あ、ちなみにこの曲は
指揮者・小林研一郎さんと初めて
出逢った時の曲である。

 

 

 

 


 

 

不眠症。

丁度、いわゆる「草木も眠る丑三つ時」ころ目が覚めて、

眠れず。

珍しく、音楽を聴く。

昨日、何かの啓示を感じて(なんて書くとまた怒られるか?)

ウォークマンに落とした、

アバド氏指揮の、ヴェルディのレクイエム。


丑三つ時にヴェルレク聴く男って、いるか?(笑)

はともかく、

CDで持っているのは、カラヤン氏の。

アバド氏には、それとは一線を画した演奏を期待したけど

この曲のこの演奏に関しては、あまり差はない。

逆に言えば、カラヤン氏の演奏もやはり秀逸。

本当に素晴らしい曲、素晴らしい演奏。

曲については、ぜひ聴いて感じていただきたい。

ってなことを考えながら、

1時間半近い演奏を、ほぼ最後まで聴いてしまった。

今日も台風の影響で気圧が大変なことになっており、

とても眠れる気がしない。

今夜は何を聴こうかな。


ということで、4連載の最終回は

アンコールの、ドビュッシー

亜麻色の髪の乙女。

あ、最近、流行歌で同じ題名のがあるようだが、それとは別の曲。



彼女の、こういうしっとりとしたフランス印象派の作品の演奏が

大好きだ。

もううっとり~~~~。


この演奏もなにげなく弾いているけど、けっこう

弾くのが難しい編曲になっているが、

難しそうに弾かないところが彼女らしいところである。



そして、最後ピアニストのケヴィン・ケナーとの2ショットを

観てわかるように、まあケナーが長身てのもあるんだけど、

キョンファさんはほんとちっちゃい。

最初お会いしたときにそれに一番びっくりした。

動画でヴァイオリン弾いているときは、大きく見えるのに

実際は、びっくりするぐらい小柄である。



ってことで4回に分けて今年の、つい1か月ぐらい前の演奏を

紹介させていただいた。

何より、彼女が衰えるどころか、いまだに進化し続けていることに

驚嘆し、本当に喜んでいる。

自分も頑張ろう、と本気で思った。





 

そして3つ目は、有名な

 

フランクのヴァイオリンソナタ。

 

 

実は3年前、初めて彼女のリサイタルに行ったとき、

 

この曲の演奏を聴いている。が、

 

正直、夢見心地で、あまりよく覚えていない(汗)

 

が、今回(ほんの一か月弱前)のこの動画、

 

ほんと素晴らしい演奏だ。

 

どの楽章も素晴らしいが、

 

圧巻は、13:20ぐらいからの、第3楽章。

 

小さなヴァイオリンで、この大~きな音楽を表現するのは

 

本当に難しい。

 

彼女の懐の深さというか、音楽の大きさが、

 

とてもよく表れている。

 

彼女が今も健在どころか、ますます進化をしている。

 

とても頼もしく、嬉しく思う。

 

 

 

 

 

 

 

 





っということで、今年のチョン・キョンファ

第2弾は、

フォーレのヴァイオリンソナタ第1番。



この曲は、一昨年自分が聴いたリサイタルの

プログラムの1曲だ。

この曲の最初のピアノの旋律を聴くと、反射的に

涙がこぼれる。それくらい好きだ。



そして、最初のピアノソロのあとの、ヴァイオリンの入り。

これは、プレイヤーとして思うが、

数ある弦楽器の曲のなかでも、最も難しい出だしの

ひとつだと思う。



この曲を聴き慣れるために、何人かの演奏を聴いたが,

皆、あまりうまくない。

チョン・キョンファも、相当、苦労してこの曲の入りを

練習したことだろうと想像できる。

出だしだけではない、全体的にも、

この曲を曲として弾きこなす、というのは

尋常じゃないくらい大変、という曲である。



自分は、チョン・キョンファが日本公演で

この曲を選んだ、ということに対して

「あ。チョン・キョンファは今そうなんだ。

挑戦してるんだ。

それだけ状態がいいから、目いっぱい挑戦するんだ」

と気付き、嬉しさにまた涙がこぼれた。



で、今回の動画の演奏も、

チョン・キョンファ本人は、かなり不満だろう。

正直、途中で精神的ななにか、スタミナが切れる

ことがあったのか、ちょっと緊張感が切れた、あるいは

自分をコントロールできていない、ところが何か所かある。



かといって、一昨年より悪い演奏かというと、

一昨年より、びっくりするくらい進化しているところも

いっぱいあるし、全体的には、

一昨年より、クオリティの高い演奏だ。




きっと彼女は、まだまだこの曲に、そして自分自身に

挑戦し続ける決意なのだ、と思う。

でなきゃ、こんなタフな曲、弾かない。











ということで、今日から4回連続で

今年のチョン・キョンファの演奏を聴いて

いきたいと思う。



チョン・キョンファの凄いところは、

今でもなお、進化しつづけていることだ。

その進化をこの4回で、観て頂けると思う。



2005年に指を傷めて長い休業に入り、

その頃は、もう復帰は難しいだろうとか、

復帰したとしてもかつての素晴らしい演奏は

もう見れないだろうとか。

悲しい予想がされていた。



そして2010年、母国韓国でブルッフの

スコティッシュファンタジーで、衝撃的な復活。

ただ正直、復活したことがとにかく嬉しくて

演奏の内容については、あまり考えなかった。



凄いのはそのあと。

戻るというよりは、どんどん進化している。

復帰後、2度の日本公演を聴いたが、

恐るべきチャレンジ、恐るべきエネルギー。

2回目のほうがはるかにすごかった。



それが昨年。そして1年余り経った今年の動画だ。

奇しくも、昨日取り上げた

プロコフィエフの、こちらはピアノとのソナタ。

 

チョン・キョンファは、熟して大人しくなった、

なんて言っていた評論家は誰だ。

ぜんぜん大人しくなってない(笑)

彼女は、挑戦し続けている。

ほんとうに、力を与えて貰っている。