いただけないお話 | たか坊のブログ

たか坊のブログ

スクリーン印刷の資材・機械を販売している商社を経営しています。

日々の日報を兼ねた記事をUPしています。

つい先日、インクの様子をお知らせする「動画 」をFacebookページ にUP致しましたニコニコ


というのも、文章や制止画では商品を説明しきれない部分があるので、そこを動画によって補っていこうと思った訳です。

ただ、商品の説明だけではこりゃ勿体ないビックリマーク

という事で、皆様から度々頂くご質問やご相談にお答えする動画も、「とっても時間はかかりますが」ガーン随時UPしていきたいと思っています。


とっぱじめに「Excaliburインク 」の動画を載せましたが、次の動画は何でしょうかはてなマークそして何時になるでしょうか。はははっとはてなマークガーン



さて、今回は直接法感光乳剤 についてニコニコ



これはごく最近、札幌市内のお客様から立て続けに同じようなご質問を頂いたのでガーン


その内容は「(他社から購入している)感光乳剤●●を使っているんだけど、時期によってはいくら露光しても壊れるんだよね・・・」というものガーン


まずは、「買ったところに聞いてみたはてなマーク」とは言いましたが、埒があかないので私に聞いてくれたみたいなのでご相談に乗りましたガーン


ちなみに感光乳剤には、その樹脂の違いから「ジアゾ系」と「SBQ系」に分けられます。

ジアゾ系は弊社の販売している商品で言うと「SD-40」「AF-101」「RY-100」など、主剤にジアゾを混合して使用する物です。

SBQ系は「ONE-POT RS」の様に、何を混合する事も無く、そのまま1液で使用する事が可能なものです。


お客様がおっしゃる「感光乳剤●●」と聞いただけでピンと来てしまったんですがガーン


「それってジアゾを混ぜるタイプですよ」とお話しすると、不思議そうな顔で

「え・・・・なんも混ぜないで使ってるけど・・・・」ガーン


その場でお客様を目の前にメーカーに確認してみましたガーン

「販売店に頼まれて、ジアゾを混合してから(販売店に)出荷しているそうですガーン


これで「時期によっては」壊れるという意味が解りましたよガーン

ジアゾを混合した感光乳剤は、混合した次点から劣化が始まります。メーカーで混合して出荷された物が「すぐに」お客様の手元で使われるのならば、そのような問題は起きませんからガーン


一般的にSBQ系の感光乳剤はジアゾ系の感光乳剤に比較して若干価格が高い物です。

それは、このように1液で使えるため手間が少ない事に加えて、その混合などに間違いが起きないので、安定した露光ができます。アンド、使用期間が長く使えます。


お客様は、販売店に教えて貰った事を信頼して使っていらっしゃる訳ですから、これは非常に「いただけない事」ですねプンプン


ちなみに、その後数社のお客様から、感光乳剤 のご注文を頂くようになりましたニコニコ



スタンスのホームページ


Web-Stance(ショッピング)のページ