
で、同じ様なご質問が多く有ったので、今日は「紗張り」について書かせて頂きます

これまで何度か書かせて頂いていますが、スクリーン印刷の版で大事な事の一つは、スクリーンの「テンション」。びーーんと張っているかどうかが、印刷時の版離れに影響するという事です。
フィルム上に版を作った物を、プラスチックなどの枠に「後からはめ込む」方式の版は、残念ながらテンションは不十分で、これをどうにかして改善できる訳ではありません。だって、既に画像が出来上がっているフィルムを引っ張っちゃったら、大切な画像が歪みます

という理由で、本来はアルミ枠などの枠にスクリーンメッシュを張る際にびーーーーーーんと引っ張りながら張るのが正攻法です

で、これを皆様ができるようにするには。。。。。。。
巷では、下の写真の様な機材が販売されます。

4つの器具の中央に枠とスクリーンメッシュを置き、枠を押しながらメッシュを引っ張ります。
そして、その状態のまま、メッシュと枠を何らかの接着剤で張り付ける訳です。
ただ、この方式ですと、理想のテンションが得られません

この方式で張られたスクリーンメッシュのテンションは、枠の四隅、いわゆる「かどっこ」に集中してしまいます

多分、多くの方は


という訳で、大事なテンションを枠の中央にしっかり整える紗張り方法があるのです

例えば、上写真の様な機材の価格がおいくらするのか私にはわかりませんが

もっともっと安価で確実な方法があるのですな

これはとっても面白いやり方なので、興味のある方はお問い合わせ下さい。
業者さん以外ならお教えします

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