
少し前に「電気掛け毛布」を買ったと書いたと思うのですが、数日前には、夜中に布団を蹴飛ばして寝ていた私です

生まれて初めて使用したもので、温度の設定が良く解らず

と言う訳で、今回のお題は「4.刷りたい生地は何ですか


本当は、製品の「形状」だけでなく、繊維の性質にも依ってしまうのですけど、それは次回書かせて頂く内容に関連してお話しします。
Tシャツも、ポロシャツも、ナイロンジャンパーも同じぢゃん


それは、そう。「織り」
粘度が低い(柔らかい)インクを使っている場合には、それほど気にならないのですが、粘度が高い、粘り気のあるインクを使うと、途端に違いが現れます。
「じゃぁ、粘度の低いインクを使っていれば問題ないんでしょ


ただし、このブログで何度か書かせて頂いていますが、
粘度の低いインクは
1.大概隠蔽性が低い
2.隠蔽性がある場合、仕上がりが硬くなる(まるでセルロイドを貼り付けた様)
など、細かな問題点が有ります。
ちなみに私なら、背中に30cm各のセルロイドを張り付けたようなシャツは着たくありません

もとい。。。
Tシャツと違って、ポロシャツは織りの凹凸が深いですよね

凸のところは普通にインクは乗るけど、凹のところまでインクが落とせない。。。
いつぞや、お問い合わせ頂いたお客様。いくら聞いても話がかみ合わないので

「ベタを刷っても、ポツポツ穴が開いたように薄くなるので、もっと濃いインクを探しているんですが

こんな質問だったのですが、ふたを開けてみると、鹿の子織りのポロシャツに、緩く張った版をベタンと置いて刷っていたのだそうです。
はっきり言ってしまうと、この場合は
「インクが薄い」
のではなく、
「刷る環境が悪い」のでした

余談ですが、インターネットで見る事のできる「シルクプリントの動画」にポロシャツを印刷している動画はあまり見かけません

何故でしょうね


スタンスのホームページ
Web-Stance(ショッピング)のページ