
昨年少し、ほんの少し改善されていたのに、2年前に戻ってる

ただし、視力も(右1.5/左1.0)に回復(昨年は左右とも0.9)しています。
2年前に若返り。だな

老眼はどんどん進行しているけんども

昨日、とあるお客様と電話でお話をしていて気付かせて頂いた事が。
弊社は、繊維用のインクでも、色々なメーカーの色々な種類のインクを扱っています。
水性バインダー は勿論、プラスチゾルインク も各種メーカーの物を扱っています。
ただ、どれもこれもをホームページ に掲載しては、なかなか解りづらい事になってしまうので、
いずれも商品を絞って掲載しています。
インクだけではなく、その他の資材も様々な物が有ります。
なんでかと言いますと、
お客様によって、役に立つ物が微妙に違うからです。
昨日も同じような事を書いた気がするんですが

例えば、こんな質問のお電話を頂きます。
「白が濃いプラスチゾルインクがほしいんですが」
どんだけ


ほら。昨日もこのフレーズ、書いた気がする

まず、逆にお客様にご質問です

1.今お使いの(基準となる)白のインクは何をお使いなんですか

2.版はどのようなものをお使いなんですか

3.スキージ の硬さ、厚さはどの位ですか

4.刷りたい生地は何ですか


5.プリントボードに生地を仮固定するのにお使いの物はスプレーのり ですか

勿論、こんな箇条書き風にではなく、お話ししながら何気なくお聞きします。
お客様が困っているのは「濃く」プリントできないから、そこを解消されたいのだと思います。
上の1をお聞きして、そりゃぁ白度が少ないインクだと解れば、「まず」そこを改善すれば良いのですが、
往々にして2~5に原因がある場合が有って、いくらインクの白度を上げてもあんまり改善しない場合が多いのです。
「プラスチゾルインクは水性バインダーと違って目詰まりしません。だからプラスチゾルインクにしましょう

いきなり話が飛んだように思われるでしょうが、我慢亜してお読みください

この営業トークは良くありません

確かに水性バインダーは常温でも固化が始まりますから、目詰まりが皆無とはいえないインクです。
ただ「目詰まりするからインクを替える」では根本的な解決ではないのです。
簡単に目詰まりするような印刷条件を改善しなくてはなりません。
「何故目詰まりし易いのか」という原因は
「印刷した際=スキージがインクを版の孔から落とした際」
に完全に落とせずにインクが孔に微かに残るから
です

プラスチゾルインクは水性バインダーよりも、概して粘度が高いインクです。
版を詰まらせないのは良いけれど、印刷条件を改善しないままですと、孔の側壁にインクが残ってしまって、決して綺麗なプリントができたとは言えません。
では、1から順に、連載で書きたいと思います(2以降は明日以降書きます

「濃い(白い)インク」
これを使う事で、一度にインクを落とす量が一定ならば、スキージングの回数を減らす事ができて、インクの膜厚も少なくできるので、厚ぼったい印刷にはなりません。
ただし、濃いという事はインク中の顔料の含有量が増える訳ですから、インクは固いものになります。
白に限らず、顔料は本来粉体ですから、粉体成分が多くなればなるほど固いものになってしまいます。
当然、これまで使っていた同じ固さのスキージでプリントすると抵抗も変わります。
スキージの角度や印圧も変えなければなりません。微妙にですが。
という訳で、本題の中の本題の方が行数少なく終わりました

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