
弊社は、常時、全ての商品を在庫していないため、突然のご来店はお客様にとっても大変不便な思いをさせてしまっております

昨日のお客様も、いつも弊社からシルクスクリーンの材料を納めさせて頂いている「札幌芸術の森 」様からご紹介を頂いたとの事でした。
お話を伺うと、謎の至急のミッション

でも「謎の」って.....

中には小分けしなくちゃいけないものですとか、ご注文頂いてから作成するスキージとか

無碍に「無理です

でも、ほんとに


Kさん。謎のミッションの進行状況は如何でしょうか

と言う事で、プラスチゾルインクの長所「インクの劣化が比較的遅い」に入ります。
ここで「比較的」と書かせて頂いているのはなぜか

1.水性バインダーと比べると遅い
2.プラスチゾルインクは永久に劣化しない訳ではない
という事でございます。
勿論、保管状態にも依る訳ですが(勿論密閉して)、
水性バインダーは、インクの樹脂の性質にも依りますが、大凡半年。夏を挟むと3カ月位です。勿論、これは大幅に短くお話しています

対して、プラスチゾルインクは...........................数年

プラスチゾルインクも「樹脂」と「顔料」、「可塑剤」などの合成樹脂ですので、長い間経つと、それぞれが分離し始めます。
インクの上に、水の様な液体が現れ出したら危なくなってきています。
おまけに灯油くさくなってきたらアウトです

ちなみに水性バインダーも、長期間たつと同じような状態になるものが多いです。
こうした様に、水性バインダーよりもプラスチゾルインクの方が、はるかに劣化が遅いのが正解です。
ただ、いずれのインクも、高温多湿を嫌います。
熱乾燥を行う環境と同じ場所に長期間保存するのは考え物です

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