美術に関する学校をお出になって、しばらく経った後、何かのきっかけで再びシルクスクリーンをやってみよう・・と思われた方。
これまで、プリントショップにお勤めで、退職を機にご自分でプリントしてみようと思われるようになった方。
理由は様々ですが、折角シルクスクリーンに関わって下さった方々ですから、結果はどうあれ、せめて「正確な情報」をお届けしたいと思います。
言い方は悪いかもしれませんが、きちんとした情報をお届けした後は、お使いになられる方がどうしようと、それは個人の勝手です

ある地方(北海道内です)のお客様(Aさんとしておきます)に初めて訪問した際に、あるメーカーのコンベア乾燥機が有って「ギョ

なぜそうなったかといいますと・・・
私の知っている営業マン(Bとします)は、当時(3~4年ほど前)そのコンベア乾燥機の事をボロクソに言っていたのです。そして自社が扱える乾燥機を当然の様に「こっちの方が良いから・・」と、彼はお客様に勧めていました。
Aさんに尋ねると「在庫処分だって言うので、格安でBさんから買ったんだよ。過不足無く使えてるよ」
こんな販売の仕方を私は許せない性質です

私も元はと言えばサラリーマンでしたから、数字は大切です

でも
「そっちは悪いからこっちにしなよ」という販売は大嫌い。
世の中には粗悪品もあるかもしれません。そういう場合は除いて、大概100%完璧な、万人に良いものなんて数少ないと思っています。
使う人の環境、金銭的問題、性格

色々な条件の中で使われるものは、多かれ少なかれ長所と短所が織り交ざっています。
例えば、極端な例をでっちあげますが

1,000円しか持って居ない中年サラリーマンに
「ここのステーキは3,000円だけど、お金を出す価値は絶対あるから、お昼はここにしなよ。
え?コンビに弁当にするの?しんじられな~い!!ばっかじゃないの~」
などという人をどう思えるか。
まあ、本当に極端な話ですが

でも、似たような事を言う人を知っているから書いている訳ですが

これからシルクスクリーンをはじめようとなさる方にも「なるべく安価に」という要望の方が多いです。そりゃぁ、このご時勢余計な出費は控えたいですものね。
出来る限り「正しい情報」をお伝えしなきゃなぁと思います。
もっともっと勉強しなくちゃ~