こんな場にUPして良いものかどうか散々悩みました

最近、お客様にサンプルインクをただ持っていくんではなくて、刷ってから持って行こうと思ったのが運のつき

ネットで端切れの生地を買っても、良くわかんないので



どうせ、木工が趣味だしっつ~事も有りまして、密かに・・・っていうかtwiterで呟いていたら、なぜか「まだ~


本日ここにお披露目する事を決意いたしました

一応、シルクスクリーンの原理の「オフコンタクト」を考慮して、様々なもの、様々なサイズのものにプリントできるように工夫を施して・・・はあります

外見は1色機の様ですが、理論上は何色でも刷れる機構が付いています

でも、昨日刷り板の部分の直角が出ていなくて修正せねばならんという事に気づいたのですが

では皆様、心してください



まずは土台

徐々に明らかにします


右側のレールの様な部分にオフコンタクト調整ボード(仮称)をはめます

2本あるのは、刷り板のサイズ・位置に応じて付け替えられるようにしてあります。
アルミのアングルを金鋸でコリコリと切断しました

グラグラしたりはしません・・・って言うか、グラグラしたら使い物になりません


下の部分には刷り板を固定するためのネジ穴が数箇所明けてあります。
一番左下の穴は、多色を実現するためのバーを固定する穴です。
一見汚いのは、以前スプレーのりで生地を仮固定してプリントしてた板だったので

ランダムアクションサンダーでてきとうにサンディングしました

お次は

ここに

これ「ダブルホルダー」を取り付けます。

こんな風に

写真では凹んだ箇所につけましたが、ここに取り付けると版と被印刷物(Tシャツなど)との間隔(オフコンタクト)はゼロになります。
削っていない所に取り付けると、オフコンタクトは約3mmとれます。
本当は無段階式にしたかったんですが

刷り板の支えにジャッキを使えば・・・とか考えたんですが

最初に出てきた、多色に対応するバーは

ほれ、ここ

下側に付いている蝶ネジでスライドできるので、1版目の位置で固定すれば、2版目以降をこのバーにピッタリ合わせれば・・・
それぞれの版を性格に位置あわせしてくださいね。そうでないと全く意味がありません

という訳で、駆け足でここまで来ましたが

全貌は・・・

こんな風

刷り板の下側の黒いボッチ(ネジ)で留めているので、前後にスライドさせて位置調整ができます

手前に見えている二つの穴に、横向きに固定する事もできます

オフコンタクト調整ボードで版枠を支えます。
写真は「刷り板大」
今、私の手元には「刷り板小」と「トートバッグ用」があります

使った材料は15mmのシナ合板と数種類の金具、アルミアングル、そしてダブルホルダーです。
最初に書いたように、刷り板の支えの部分の直角が出ていなかったので、右が下がっています

これじゃぁまともなプリントができないはずです

今度の土日に材料を切り出して修正。試プリントは来週だな
