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新年あけてもう2週間
ようやく今年の初ブログです
さて、弊社も昨年8月末をもって満7歳になりました。これもひとえに、ご愛顧下さる皆様のおかげです
創業当初まもなくから、シルクスクリーン印刷のなかでも「繊維製品へのプリント」という一分野に絞っていましたが、当然の事ではありますが、これ以外の印刷に関しても精通している【つもり】なのではあります
それでも、ホームページ上には、それらの商品はほとんど0に近いほどご紹介しておりませんし、このブログでもほとんど1つも記事としては書いておりません。
というのも、すべてをご紹介しようとすると、ホームページのページ数がこれまでの数十倍になってしまいかねないからです
「紙」と言っても色々な種類の紙が存在しますし、「プラスチック」と言っても何種類ものプラスチックが存在します。
例えば、一般に「プラスチック」と言われる素材は「硬質塩化ビニール」「アクリル」「ABS」と言われる3種類があります。
そして、それぞれに「完全密着」するインクはすべて違います
もっと恐ろしいのは
よくあるクリアファイル。2枚重ねになっているあれです
こう言った商品は単一の素材で作られている製品もあれば、再生原料の混合物で作られている場合も多々あります
こうなると、もう「何のインクで完全です」なんて言えません
「その素材を送ってください。どのインクでつくか試験します」とお答えする場合もあります
こういった、繊維製品以外のためのインクは、水性バインダーやプラスチゾルインクと違い、溶剤型インク(例外として紙用は水性インクがあります)と言いますが、粘度も柔らかいので、当然スクリーンメッシュも高メッシュ(200~400)を使ったり、印刷のエッジを綺麗に出すため、感光乳剤も高解像性のものを選んだりしなければなりません
ただ、「正確な」
スクリーン印刷の原理を理解して頂ければ印刷はできるはずです。
最後に、最近多いお問合せにこんな事柄があります。
「不織布のバッグに印刷したんですが、あるお店に相談してやってみたら、バッグ自体が解けちゃったんです・・・」
それって、プラスチゾルインクを使って熱乾燥しませんでした

「は・・はい
で、次に水性バインダーを自然乾燥したんですが、簡単に剝れちゃったんですよね・・・・」
でしょうねぇ
純粋に不織布であれば、水性バインダーの自然乾燥で密着するはずです。なのになぜ剝れたのか
というと、現在の大概の「不織布製のバッグ」は再生PPを使用したアミアミ(骨組みのような下地)が入っています
再生PPには水性バインダーは全く密着しません
今回のような場合は再生PPに密着するインクを使用しなければならないという事になります。
と言う訳で、本年も色々なお悩み相談お待ちしております
スタンスのホームページ
Web-Stance(ショッピング)のページ

ようやく今年の初ブログです

さて、弊社も昨年8月末をもって満7歳になりました。これもひとえに、ご愛顧下さる皆様のおかげです

創業当初まもなくから、シルクスクリーン印刷のなかでも「繊維製品へのプリント」という一分野に絞っていましたが、当然の事ではありますが、これ以外の印刷に関しても精通している【つもり】なのではあります

それでも、ホームページ上には、それらの商品はほとんど0に近いほどご紹介しておりませんし、このブログでもほとんど1つも記事としては書いておりません。
というのも、すべてをご紹介しようとすると、ホームページのページ数がこれまでの数十倍になってしまいかねないからです

「紙」と言っても色々な種類の紙が存在しますし、「プラスチック」と言っても何種類ものプラスチックが存在します。
例えば、一般に「プラスチック」と言われる素材は「硬質塩化ビニール」「アクリル」「ABS」と言われる3種類があります。
そして、それぞれに「完全密着」するインクはすべて違います

もっと恐ろしいのは


こう言った商品は単一の素材で作られている製品もあれば、再生原料の混合物で作られている場合も多々あります


「その素材を送ってください。どのインクでつくか試験します」とお答えする場合もあります

こういった、繊維製品以外のためのインクは、水性バインダーやプラスチゾルインクと違い、溶剤型インク(例外として紙用は水性インクがあります)と言いますが、粘度も柔らかいので、当然スクリーンメッシュも高メッシュ(200~400)を使ったり、印刷のエッジを綺麗に出すため、感光乳剤も高解像性のものを選んだりしなければなりません

ただ、「正確な」

最後に、最近多いお問合せにこんな事柄があります。
「不織布のバッグに印刷したんですが、あるお店に相談してやってみたら、バッグ自体が解けちゃったんです・・・」
それって、プラスチゾルインクを使って熱乾燥しませんでした


「は・・はい

でしょうねぇ

純粋に不織布であれば、水性バインダーの自然乾燥で密着するはずです。なのになぜ剝れたのか

というと、現在の大概の「不織布製のバッグ」は再生PPを使用したアミアミ(骨組みのような下地)が入っています

再生PPには水性バインダーは全く密着しません

と言う訳で、本年も色々なお悩み相談お待ちしております

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