前回の記事で、淡色加工の原稿には一工夫が必要です!と書きました。

今日はその続きです。

 

百聞は一見に如かず。とりあえず下の画像を使って加工してみましょう!

いつものうちのマスコット画像です。名前はまだない。

 

このまま原稿に手を加えず加工すると・・・

 

こうなります!…なんかおかしいですね。

これは、本当なら黒くする部分が淡色加工では白くなるので、このような結果となってしまいます。

 

これを直すには「色調反転」する必要があります!

つまり、白色→黒色に、黒色→白色にするのです。

 

具体的な方法として、もっとも手っ取り早いのは「イラストの一番外側にパスを追加する」です!

つまりこんな感じ。

別にこのままでも問題ないですが、わかりやすくするためにイラストと外側に描いたパスを複合パスにしてやると

塗りの順番が変わり・・・

このような写真のネガのような白黒反転の画像の出来上がりです!

イラストレータでは外側にパスを追加する、という作業になりますが

フォトショップなら自由選択ツールなどで外側を選択してから境界線を描くなどの

方法があります。

 

反転させた原稿を使って印刷すると。。。

このようになり、淡色でもキャラクターがしっかり見えるようになります。

 

このように、人物や写真の加工でも一工夫すれば、見栄えのよい加工結果になります。

ちなみに文字であれば、この作業は特に必要ありません。もちろんしてもいいのですが。