当工房での加工方法は大きく3つあり、そのうち色があるのは「淡色加工」「濃色加工」の2つです。

もう1つの「アウトライン加工」は色なしの線だけの加工なので、今回は割愛ということで。。

 

この2つの違いは簡単に言うと・・・

「淡色加工」は「白色」で、「濃色加工」は「黒色」で加工します!

 

表現する色は違いますが、もちろん白インクや黒インクを使って印刷しているわけではありません。

同じレーザー彫刻機を使用して加工しています。

レーザーの出力の条件を変えることで「色が変わる」のです!

 

不思議に思われるかもしれませんが、そうなんです!

 

難しい理屈は私にも分かりませんが、雰囲気を伝えると、

レーザーを「強く、粗く」当てると白っぽくになり、「弱く、緻密」に当てると黒っぽくなります!

加工部分を手で触ると、淡色加工した部分は少しザラザラしており、濃色加工した部分はつるつるしています。

 

レーザーの条件を変えることで色が変わるなんて、なかなか不思議ですね。

 

 

オマケ。

 

じゃあ、白黒以外の条件でレーザーを当てるとどうなるのか?? という疑問が出てきます。

基本的には薄い白やぼやっとした黒など中途半端な加工になりますが、

 

特定の数値にすると、白や黒以外の色が表現できたりします。・・・一応。