命の恩人 | なんのかんの

なんのかんの

仲良く遊んでるか~

親父に聞いた九死に一生話 

 

我が家の前には田んぼが広がり  

その向こうには山手川の流れがあり 

結構風光明媚な住まいでした。  

その田んぼに稲作の時期になると  

害虫駆除の為に農薬を散布してました。  

その農薬ってのがホリドールと言って  

害虫駆除には効果は絶大でしたが  

その分人にも悪影響を与えるので  

散布するときは風上側からが基本 

なのでホリドールを散布する時は  

農家さんが我が家に声がけをするので  

風向きに関係なく避難してたようです。  

そんなある日の農家さんが散布すると 

声をかけたけれど返事が無かったから 

留守だと思って散布開始しました。 

ところがその日に限って一人で昼寝をしていた私  

農薬を浴びたようで影響を受け  

病床に伏せてしまいました。  

最後には医者も匙を投げてしまい  

両親も死んだものと思って  

坊さんを呼ぶ準備をはじめた時  

私がウ○コを漏らしたそうな。  

それを見た両親が生きてると判り  

坊さんを呼ぶのをやめたそうです。  

私はウ○コ漏らしで九死に一生を得たわけで  

命の恩人と感謝しなけれいけないのに  

どうした物か自分のウ○コを見るのも苦手 

娘のおしめ替えで涙目になった事も多々  

この恩知らずと言われそうです。