「なんかフツーの、つまらない投手だなあ」
西武の二軍の選手からはそんな声も聞こえた。
5日、日本ハムの斎藤がイースタンの西武戦で調整登板。103球を投げた29日のロッテ戦から中5日とあって、当初設定されていたのは「3回50球」。ところが斎藤は2回を1安打、1四球の無失点に抑えて降板。球数はわずか31だった。
「今日の課題は真っすぐをもう一度しっかり投げ切ること。それが出来たかな、と。真っすぐが基本的に生きてないと他の球種も生きないんで。空振りがひとつも取れなかった? いつかは取りたいけど、今日は大丈夫です」
とは試合後の斎藤。
関根二軍投手コーチは31球で降りた理由を、「その辺は斎藤に任せてあるから。2回が終わった時点で『納得のいく球は投げられたか?』と聞いたら、『はい』だって」と説明。「真っすぐを試せて、本人も捕手もオッケーだって」と話した。
しかし、斎藤が「納得できた」と振り返った「生きた真っすぐ」を鼻で笑ったのが西武ナインだ。ある野手は「え、あの直球で!?」と、驚きながらこう話す。
「全然ボールがきてなかったですよ? アレでいいの? ウソでしょ? アッハハハハ!……え、ホントに? なんだかなあ。そもそも、直球にこだわるとか新聞に出てたけど、変化球ばっかりだったじゃないですか」
ネット裏で投球のチャートを記録していた早大時代の同僚、大石も「大学時代よりも変化球が多かった。31球中、マトモに真っすぐを投げたのは3、4球くらいかな。カットやツーシームが多かった」と首をかしげる。
斎藤は5月8日のソフトバンク戦中に脇腹を痛めて登録抹消。その後はファームで調整していたが、事情通によれば「せっかくフォーム改造に成功しつつあったのに、二軍で以前の悪いフォームに戻ってしまった」とも。6月30日に再び抹消されたのも、そんな事情を踏まえてのようだ。
それでも斎藤は一軍に再昇格、中5日で11日の楽天戦に先発予定だ。
▽京セラドーム大阪=9800人(楽天4勝3敗)
楽天100 000 000—1
オリックス000 000 002X—2
勝:金子千4勝 敗:スパイアー1勝3敗8S
(日刊ゲンダイ2011年7月6日掲載)
西武の二軍の選手からはそんな声も聞こえた。
5日、日本ハムの斎藤がイースタンの西武戦で調整登板。103球を投げた29日のロッテ戦から中5日とあって、当初設定されていたのは「3回50球」。ところが斎藤は2回を1安打、1四球の無失点に抑えて降板。球数はわずか31だった。
「今日の課題は真っすぐをもう一度しっかり投げ切ること。それが出来たかな、と。真っすぐが基本的に生きてないと他の球種も生きないんで。空振りがひとつも取れなかった? いつかは取りたいけど、今日は大丈夫です」
とは試合後の斎藤。
関根二軍投手コーチは31球で降りた理由を、「その辺は斎藤に任せてあるから。2回が終わった時点で『納得のいく球は投げられたか?』と聞いたら、『はい』だって」と説明。「真っすぐを試せて、本人も捕手もオッケーだって」と話した。
しかし、斎藤が「納得できた」と振り返った「生きた真っすぐ」を鼻で笑ったのが西武ナインだ。ある野手は「え、あの直球で!?」と、驚きながらこう話す。
「全然ボールがきてなかったですよ? アレでいいの? ウソでしょ? アッハハハハ!……え、ホントに? なんだかなあ。そもそも、直球にこだわるとか新聞に出てたけど、変化球ばっかりだったじゃないですか」
ネット裏で投球のチャートを記録していた早大時代の同僚、大石も「大学時代よりも変化球が多かった。31球中、マトモに真っすぐを投げたのは3、4球くらいかな。カットやツーシームが多かった」と首をかしげる。
斎藤は5月8日のソフトバンク戦中に脇腹を痛めて登録抹消。その後はファームで調整していたが、事情通によれば「せっかくフォーム改造に成功しつつあったのに、二軍で以前の悪いフォームに戻ってしまった」とも。6月30日に再び抹消されたのも、そんな事情を踏まえてのようだ。
それでも斎藤は一軍に再昇格、中5日で11日の楽天戦に先発予定だ。
▽京セラドーム大阪=9800人(楽天4勝3敗)
楽天100 000 000—1
オリックス000 000 002X—2
勝:金子千4勝 敗:スパイアー1勝3敗8S
(日刊ゲンダイ2011年7月6日掲載)
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