特別記事・飛鳥昭雄先生


最後の天皇陛下が京都に戻ることは、明治天皇が平安京(京都)から住いを東京へ移した時から決まっていた事で、国の首都を認定する際、「遷都【せんと】宣言」を行っていないのはその為である。

 

 それが1869年(明治2年)に発布された「奠都【てんと】宣言」で、奠都は京都と東京の「両京制/東西両京」を敷くことで、京都を廃止しない意味である。

 

 明治2年1月25日、岩倉具視【いわくらともみ】は、江戸が首都になると浮かれる東京の人々や貴族、学者を諌め、「天皇の意向を知らずに、政府内や民間で、遷都があるかのように思う者が少なからずいるが、それによって京都と大阪の人々の動揺が大きくなっている」と警告、「政府内でも遷都論を唱えるものがいるが、天皇の考えによる遷都の沙汰もなく、臣下の身でこれを唱えることは決して承知しない」と強く釘をさした。

 

 そうこうする間にも、江戸城が「皇城」となり、後に「皇居」となり、その動きに伴って「太政官」が東京に移され、京都に「留守官」が設置され、その間を縫う様に皇后も東京へ移っていった。

 

 京都の人々はこの動きに強い疑念を抱き、皇后による東京への行幸啓の都度、公卿、諸藩主、京都の政府役人、京都市民から、行幸啓の中止と反対の声が起きていた。


が、明治政府は「これから四方へ天皇陛下の行幸があるだろうが、京都は千有余年の帝城で大切に思っておられるので心配はいらない」とする「告諭大意」を京都府から出させ、人心の動揺を鎮めたが、その間にも「刑部省」、「大蔵省」、「兵部省」などの京都留守と出張所が廃止、政府の中央行政機関が消えていった。

 

 結局、「留守官」も1870年(明治3年)年5月、京都府から宮中に移されたが、留守官も、同年12月に京都の宮内省に合併、1871年(明治4年)8月23日に廃止となる。


さらに「大嘗祭【だいじょうさい】」も京都で行う約束だったが、明治4年3月、東京で行うことが急遽発表され、実際、同年11月17日に東京で行なわれた。

 

 「即位式」だけは「高御座【たかみくら】」がある「京都御所」で行われたが、確実に明治政府は、首都は「天皇がいるところ」を既成事実化していった。

 

 ところが、「両京制」は確実に維持され、最後の天皇陛下は必ず京都へ戻る為、今、確実にラストエンペラーとなる今上天皇陛下の京都帰還が動いている。

 

 2024年初旬現在、「京都御所」と「京都大宮御所」(京都市上京区)が、共に耐震構造工事が終了、京都駅前の一大整備も終わり、文部科学省所属の「文化庁」も「京都庁舎」(京都府京都市上京区)に移り、陛下を守護する「皇宮警察」も2023年から段階的に京都へ移っている。


繰り返しになるが、何故、今の天皇陛下がなぜラストエンペラーかというと、日本最後の天皇陛下の預言を、大陰陽師の安倍晴明と、第65代・花山天皇が仕掛けた「伯家【はっけ】神道」に残されているからだ。


そこには、「祝【はふり】の神事」を行わない天皇が3代つづくと、その次の天皇陛下で最後、あるいは「祝【はふり】の神事」を行わない天皇が100年続くと、その次の天皇が最後とある。

 

 「大神【おおみわ】神社」が御神体とする「三輪山」(奈良県)の主、「大物主神【オオモノヌシノカミ】」は‶祟り神〟で、古代の歴代の天皇は大物主神の祟りを恐れて都を次々と遷都したとされる。

 

 1868年(明治元年)の「神仏分離令」で、大物主神を主神と定め、相殿【あいどの】として第75代・崇徳天皇を祀った!!

 

 崇徳天皇といえば「菅原道真」、「平将門」を併せた‶三大怨霊〟で知られ、崇徳天皇の怨霊封じとして京都に「白峯神宮」(京都市上京区東飛鳥井町)が鎮座し、今も祟りを恐れる者は漕いでいた自転車から降りて通り抜ける


「白峯神宮」は幕末の第121代・孝明天皇が、崇徳天皇の祟り封じ(実際は祟り返し)の目的で四国坂出の「白峰山陵」から京都に移した神社で知られる。

 

 孝明天皇が崇徳天皇を怖れたのは、舌を噛み切った崇徳天皇が、その血で書いた呪いの言葉、「我は日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん!!」だった。

 

 その意味は「皇室(後の南朝)を呪詛で崩壊させ、その代わり偽物(北朝)を帝に立て入れ替える」で、だから織田信長は北朝系の帝の命令など聞く耳を持たなかった。


孝明天皇は自分が北朝系の末裔で、長州(昔の毛利)に第96代・後醍醐天皇の血を引く末裔が隠れ住むことを知るや、その恐怖から「長州征伐」を徳川幕府に命じるが、燦燦【さんさん】たる敗北で終わる。

 

 孝明天皇は後醍醐天皇の血筋が戻る恐怖に震える中、岩倉具視の縁の家で厠【かわや】に入ったところを伊藤博文に刺殺され、息子も殺された後、長州から南朝系の明治天皇が入替った。

 

 明治天皇は、「明治天皇の勅裁」を発布、南朝を正統と決定し、「皇統譜令(旧皇統譜令)第41条」を定めて北朝天皇を『皇統譜』から除外した。

 

 面がわれる為、いつまでも京都御所にいてはまずいので、「行幸」を盾に明治天皇は東京へ住いを移すが、京都帰還の預言がある為、「奠都【てんと】」に留めることにした。


レビ族ではない北朝系が続く間、四国忌部の三木家は、北朝を偽者として、「大嘗祭【だいじょうさい】」に不可欠な「麁服【あらたえ】」を献上しなかったが、明治に改まって正統の天皇が現れた為、献上を再開している。

 

 明治天皇は「祝の神事」を受けたが、大正天皇はお心に問題があり受けられず、昭和天皇は戦争が相次いで受けられず、平成天皇(現・上皇)も受けていない為、ラストエンペラーは天皇徳仁【なるひと】陛下となる。

 

 又、「明治天皇百年祭」が2012年に行われたが、それは崩御【ほうぎょ】100年で、その時の今上天皇が今の上皇陛下の為、ラストエンペラーは令和の天皇徳仁【なるひと】陛下である。


そのラストエンペラーの帰還を京都で待つのが「冷泉家」で、地上ではなく地下の「開かずの蔵(庫)」を天皇徳仁陛下の帰還まで守り続けるのが役目で、只の和歌詠み一族ではない。

 

 そして、岡本天明の預言書『日月神示』は、最後の年号の辰年2024年を、日本は凄まじい事態が襲う結果、一から出直す事態になると預言する!!

 

 「新しき御代の始めの辰の年、スメ大神の生【あ】れ給【たま】いぬ。皆々御苦労ながら、グルグル廻って始めからぢゃと申してあろうが。始めの始めと始めが違うぞ。皆始め一からぢゃ。赤児になりて出直せよ。」(『日月神示』第一帖648)

 

 が、同時にそれはラストエンペラーの京都帰還による「神聖政治」が始まる幕開けとなる為、「諏訪大社:下社春宮」の「筒粥神事2024」も、神から見捨てられる三行半【みくだりはん】の「三分五厘」に被せるラストエンペラーの「神一里」の「三分六厘」となった。


「諏訪大社」の原権宮司が語る、「新年早々、能登半島で大地震があったが、今後は穏やかな年になる」の穏やかの意味は、最後の最後に「神一厘」が平安の都へ帰還する事と無関係ではなく、日ノ本がようやく安定する意味と推察する。


それを阻止したいアメリカのRockefellerは、ペンタゴンに日本総攻撃を命じ、2024年1月1日、ユタ州の「エリア52」の巨大地下基地から「新型HAARP/New-High Frequency Active Auroral Research Program」を起動させ、「能登半島地震」を起こした!!

 

 目的は、太平洋側を刺激する為と、石川県と隣接する‶原発銀座〟の14基の原発を震度7でメルトダウンさせ、京都を放射能で汚染することで、ラストエンペラーの京都帰還を阻止する目的だったが、「志賀【しか】原発」(石川県羽咋郡志賀町)の放射能漏れ以外は失敗した。

 

 同時にRothschildはイギリス王室に命じ、2024年5月6日のイギリス国王の戴冠式に、天皇陛を正式に招待、日本政府専用機「ボーイング777-300ER」の座席下にセットされたCIA製ハイジャックチップを起動させ、再チャレンジで墜落させようと企ててきた。


ところが、天皇徳仁陛下と宮内庁が相談した結果、閣議了解を経て、秋篠宮皇嗣同妃両殿下を送る事にしたが、RothschildとRockefellerと宮内庁が水面下で激しい争いを開始している。

 

 そして、ビル・ゲイツ製母型の「ゲノム遺伝子操作ワクチン」接種による死者が最大を迎える2024年中に、証拠隠滅を兼ねた限定核戦争「第三次世界大戦」を起こすには、イスラエルの暴走先の「第三神殿」を建設させる為、ヤ・ゥマト(大和民族)のレガリアである「アロンの杖(草薙剣)」、「マナの壺(八尺瓊勾玉)」、「十戒石板(八咫鏡)」と「契約の聖櫃アーク(御船)」を日本から強奪せねばならない。

 

 それには、プーチン大統領による「ウクライナ侵攻」で全ての計画が狂った、イギリスのRothschildの「イルミナティ【後期】/Illuminati(Late-day)」と、アメリカのRockefellerの「DS/Deep₋State(深層政府)」ら「Power broker(パワーブローカー)」には残りの時間が無い。


2024年に日本人の殆どを「南海トラフ(南海・東南海・東海)地震」、「東京直下地震」、「富士山(山体崩壊)噴火」、「日本海溝地震」、「千島海溝地震」で殺せば、遅延死ワクチンの証拠を隠滅でき、返す刀で天皇陛下も殺せば、その隙に乗じて大和民族のレガリアを、イスラエルのモサドと海兵隊が強襲すれば事足りる。

 

 斯くして、2024年の「第三神殿建設」に間に合い、激怒するイスラム教諸国とロシアが連動すれば、ヨーロッパが燃え尽き「第三次世界大戦」の勃発となる可能性が極めて高くなった!!



TAKAO〜より