「売りやすい商品」
出版を目指す販促・プロモーション・プレゼンテーションアドバイザーの塚越です。
みなさん、「売りやすい商品」って聞いたことありませんか?
プロモーションや営業会議で「この商品は売りやすい商品だからガンガン売っていこう」とか「出せば売れる商品だから」と発破が掛けられるときがあります。
だいたい結果は。。。思いの外お客さんの反応が悪くて、結局目標値に届かないことがしばしばです。
何故こうなるのでしょうか?
まず売りやすい商品なんてそもそもありません。これは売り手側の驕りです。
お客さんの趣味嗜好、判断基準、家族構成、財布の中身、今の気持ち、性別、年齢・・・数え上げればキリがありませんが、微妙にお客さんの状態は異なります。
そんな多種多様なお客さんに対して簡単に「売りやすい」商品が存在する訳ありません。
また、往々にして「売りやすい」と判断した時点でお客さんのことを深く考えていない場合が多く、お客さんにどうやって買ってもらうか?より、どうやって売るか?ばかり考えてしまいます。
ここで重大な間違いは
売りやすい商品=買いやすい商品と誤解していること
もちろん、商品力があることは大切な要素なのですが、良い商品なら尚更、どうやってお客さんにその良さを伝えるかを熟考しなくてはいけません。
もし、あなたが参加する営業会議やプロモーション会議で、「これは売りやすい商品だから・・」という発言が聞こえたら、それは危険信号です。現場が混乱すること間違いなしです。
出版を目指す販促・プロモーションアドバイザー|塚越