上放れ期待
5日移動平均線を奪回することは出来なかったが、10日移動平均線が下値サポートとして意識された。
明日は5日移動平均線の下落が切り下がるため、さらに上値を重くする要因ともなる。
株価調整にスピードが伴えば、25日移動平均線を一旦下回る可能性も考えられるが、
ここで踏ん張ることが出来れば、やがて移動平均線が収れんし、その後上放れ
も期待できるようになる。
ただし、日足でつたいの陰線を形成しており、明日も同じような形状となると、
三本連続陰線の三羽烏となる。安値圏からの戻りの期間が短く解釈が異なるところ
ではあるが、三羽烏は赤三兵の逆で売りシグナルとされる。週足の赤三兵のなか、
短期的な調整シグナルともなり得る点には注意が必要となる。
目先の上値メドは、5日移動平均線の13299円や75日移動平均線の13521円がある。
下値メドは10日移動平均線の13029円や、25日移動平均線の12736円など。