はらみの寄せ線
前日の陽線にはらむ動きとなり、酒田足では、はらみの寄せ線(十字足)に近い形を示現した。
株価がかなり上伸後に出現すると売りシグナルとされているが、かなり上伸の解釈によって判断
が異なるところ。
週足では13週移動平均線に上値を抑えられた格好となった。
昨日が2月27日の高値から一目均衡表の基本数値である26日目となり、高値を付け
やすいことや、今日から基準線が下落に転じたこともあり、目先の高値を付けた可
能性もある。
ただし、来週初は5日移動平均線の上昇が切り上がることや、今日の十字足を加速
前のシグナルとして捉えれば、2月29日に形成したマド埋めに向かって上伸する動き
も想定る。
週足では、3週連続の陽線形成となり、酒田戦法で買いシグナルとされる赤三兵が
完成した。来週は13週移動平均線に一旦は上値を抑えられる可能性はあるものの、
徐々に同線の下落基調はなだらかになってくる。当面は利益確定売りをこなしなが
ら、26週移動平均線に向けた動きが期待できよう。
目先の上値メドは、3日高値の13389円や75日移動平均線の13617円前後。
下値メドは3日安値13137円や5日移動平均線、一目均衡表の転換線の12910円など。