Tech Lunch(テックランチ)はじめました。 | サイバーエージェント 公式エンジニアブログ
こんにちは、スマートフォンサービスのエンジニアをしています川畑です。

2011年11月に中途入社し、エンジニアとしてサーバ側やiOS/webアプリのコードも多少書くのですが、最近ではマネジメントが中心になりつつあります。



今日は、3月より新しい試みとして始まりましたTech Lunch(テックランチ)についてご紹介します。

もともとサイバーエージェントでは、各種懇親会の補助制度や、シャッフルランチなど職種を横断した交流制度があったのですが、数多くのエンジニアが中途採用でジョインするなかで、エンジニア同士の情報交換や気軽にコミュニケーションが取れる体制を応援したいという旨で始まりました。

弊社長瀬のブログ
http://ameblo.jp/lionbaby/entry-11166203655.html


具体的には、弊社のセミナールームにエンジニアが集まり7人くらいずつのテーブルを囲んで、お弁当を食べながらわいわいと交流したり議論したりするランチイベントです。





フェーズ1:交流して気兼ねなく話し合える関係づくり


 それでは、Tech Lunchの最初の目的である交流について取り上げたいと思います。いきなり見ず知らずのエンジニアを集めて、「さぁ議論しましょう!」と言ってもなかなか話しづらいものです。

そこで、最初の2週間はあえてアウトプットを求めずに、自己紹介を行なってもらうことにしました。





 今回のTech Lunchはスマートフォンサービスに関係するエンジニアに限定したのですが、それでも110人の大所帯になったため、8テーブル約55人ずつ大まかな言語別に分けて2日開催となりました。


「共通の言語や開発環境」を持っているけど、「名前と顔が一致しない」くらい社歴の様々なエンジニアがそれぞれのテーブルを囲むことで、自分のプロジェクトを紹介しあったり、ここ数ヶ月以内に入社した人は前職時代の経験を紹介することでとても盛り上がったようです。




フェーズ2:テーマを決めて積極的な議論

私もサイバーエージェントに入社する前は、いろいろなゲストにお声がけして、iPhoneやAndroid系の勉強会やセミナーを開催していたのですが、サイバーエージェントには社内に凄腕のエンジニアがゴロゴロいるので、それぞれの分野の得意な人を集めて議論してもらうことで、加速度的に濃い情報が集まって来ました。

一例を紹介すると

・各種Javascriptフレームワークのいいところ悪いところ
・iPhoneやAndroidのUI部分のテスト自動化ツールについて
・node.jsを導入するときによく使うnpmベスト5

などなど、実務で大量の利用者と向き合っているサービス開発者ならではの、とても実践的でその日から役に立つ情報ばかりが集まって来ました。



これらの情報はWikiに議事録として残っていくのですが、参加者からは「ここで詰まったらあの人達に相談してみよう」というプロジェクトを横断したエンジニアの繋がりができたことがとても有益だったようです。

おまけ

今回のTech Lunchの運営も、約15名のエンジニア自身で行いました。大量のエンジニアをどのように効率良くバラけさせて組むか、議論が進むためのテーマの名称はどうするか、机の配置や資材の買い出し(特に後半はスターバックスまで50人分のコーヒーを毎回徒歩で買いに行ったり)など、イベントを盛り上げるために毎回集まってわいわい進めるサイバーエージェントの文化を感じました。
(面倒なことも快くやってくれる運営のみなさん、おつかれさまでした!これからも盛り上げましょうね)