はじめまして、Amebaのカスタマーサービス部門に所属しておりますM.Mです。
なんでカスタマーサービスの人間がエンジニアブログを書いているのか、というのは
書いている私自身も多少不思議ではありますが、おそらく、私が1年と少し前まで
インフラエンジニア見習いとして新規開発局(現在、サイバーエージェントデベロッパーズコネクト(CADC)に改名)に勤務していた経歴があることが理由だと思います。
お見苦しい文章で申し訳ありませんが、お付き合いいただければ幸いです。
現在私はエンジニア職からは離れ、カスタマーサービス部門にあるQAチームとテクノロジーチームを兼務しています。
QAチームではリリース前のサービスの品質チェックを行っており、
テクノロジーチームでは、業務効率化のための管理用アプリケーションの企画・要件定義・製作を
エンジニアと連携して行っています。
今回の私のエントリでは、エンジニアから現部署に異動後に立ち上げたQAチームについて
少しお話出来ればと思います。
※職種的には、一応、QAエンジニアと言えなくもなく、エンジニアブログへエントリする
こじつけにもなるかなと…
1. QAチームについて
QAチームについて簡単に説明すると、サービスリリース前にQA(品質保証)テストを実施するチームです。
2010年の6月に立ち上げたばかりの4名の小さなチームで、やっと社内でも少しずつ認知されてきましたがまだまだ発展途上にあります。
Amebaでは日々多くの機能改善や新機能、新サービスがリリースされます。
そのリリース数はかなりのもので、ユーザーとやりとりをするカスタマーサービス部門において、
リリース日時の把握やリリースされるものの仕様の把握などが課題の1つになっていました。
またサービスに関わるクリエイター・エンジニアが増える中で、一貫してサービスの品質を担保することができるチームの必要性を感じ、立ち上げたのがQAチームです。
また最近では、Ameba推奨環境ブラウザのブラウザアップデートに伴う、Amebaの動作チェックなども実施しています。
2 QAチーム苦労話
現在QAではリリースの把握のため、サービスプロデューサーにリリースをRedmineにチケットとして登録してもらっています。
その仕組みをつくるのには、かなり苦労しました。
Redmineの導入作業自体は、これも私と同じエンジニア出身のMくんが担当してくれ、すいすいと
立ち上がりました。
一番大変だったのは、利用してほしい人たちへのツールの周知です。
ツールの導入をされたことがある方ならどなたもがご経験があるかと思いますが、
ツール導入の「必要性」を理解してもらい、それを実際に運用していくには、かなり草の根的な活動を要します。
特に利用者範囲が大きくなればなるほど、継続的な運用はなかなか難しく、根気のいる仕事です。
導入に当たっては、何度か説明会を開いたり、交流のあるエンジニアの方に試験的に使っていただいたり、定期的にリリースの登録を促すメールを送信したり…地道な活動を行いました。
QAチームではリリースの把握が命ですから、結局は継続的にRedmineへのチケットの登録を促しつづけること、これにつきます。
その他としては、ツールとしての利便性を向上させるというところでしょうか。(最近なかなかここに手をつけられていないです。汗。)
とまぁ、どこにでもある、苦労話でございます。
3 QAチームの仕事
QAチームでは主に下記の流れで仕事をしています。
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(1)リリースのキャッチアップ
=>redmineによるリリース管理
↓
(2)テスト要否の精査
↓
(3)リリース内容詳細の確認
=>各プロデューサーなどからの仕様説明・資料確認
↓
(4)テストスケジューリング・テスト項目書の作成
↓
(5)テストの実行
↓
(6)テスト報告書の作成、製作側へのフィードバック
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QAチーム側での工程は以上になり、この後に製作側で必要箇所の修正を実施、製作側から
修正実施内容をQAチームへ報告してもらい、その後リリースというステップを踏んでいます。
また、リリース内容をカスタマーサービスの問合せ担当者に伝え、リリース後のユーザーからの
問合せ状況を把握したり、ということも行っています。
4 QAチームの今後
今後の課題としては、テスト手法・自動化などを含めたテスト技術の向上と、
テストで発見した問題点をデータとして蓄積・分析し、製作側へ効果的な提案ができる仕組みをつくること、といったところでしょうか。
また、セキュリティを担当するエンジニアチームと連携し、Amebaの品質向上へ貢献できればと考えています。
できてまもなく、若いチームではありますがAmebaサービスのクオリティ向上に貢献できるよう日々働いております。
もし「自分もWebサービスのQAしてます!」「AmebaのQAチームと飲みたい!」なんて方がいましたら、
是非ご連絡いただければ幸いです。
色々と、教えていただければ(情報共有できれば)嬉しいな…と。
ただの所属チーム紹介になってしまいましたが、Amebaにはこんなチームもあるのね、ということで
お見知りおきいただければ幸いです。
乱文失礼いたしました。
最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました!