先週のPPクラスの中で話がでた´バレエとは’？
新体操、器械体操、フィギュアスケート、アーティスティックスイミングなどなどバレエ要素が入っているスポーツはたくさんあります。
上の写真はグラン・ジュッテですが
どれがバレエのグラン・ジュッテですか？と聞かれたら
たぶん左上のと答えられる人は多いはず。
だけど、それをバレエと認識したのは何故でしょうか？
衣裳がチュチュだったから？
トウシューズを履いているから？
ピンクタイツを履いているから？
もし、バレエダンサーが素足でレオタードのみで
グランジュッテをしたら
それはバレエではなくなるのか？
たぶん答えはNOです。
では何をもって’バレエ’であると言えるのでしょうか？
最近は脚を高く上げること、過度な柔軟性、
ターンの速さや回数にこだわりすぎてる傾向があります。
もちろん、それらは大事な要素ではありますが
それが’バレエ’なわけではありません。
ターン・アウトから得られる美しいラインや動き
リズムを細かく刻む、細やかな脚先
メロディーを奏でる繊細な上半身の動き
情景が浮かび上がるような視線の方向や表現
呼吸から得られるスムーズなつなぎ
などなど
バレエのレッスンというのはそれらができるように
するための訓練であり
テクニックだけに固執してしまうと
スポーツになってしまいます。
何をもってバレエというのか
バレエとスポーツの違いってなんなんだ
バレエを追究しよう
というとこにしっかりフォーカスして
レッスンに取り組んで欲しいなと思います。
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