永田紗茅ちゃん主演舞台「夜盲症」を観に行く、クマ。 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

Dear.みなさん・・・お昼休みですが、

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

こんにちは!もしゅもしゅです。

 

ひとまずですが、2020年では最後になる芝居関係の

 

記事になりそうですって。

 

今回の芝居も、新型コロナウイルスのパンデミックにより

 

6月に公演の予定だったのですが。残念ながら延期となって

 

しまった訳です。

 

そして、改めて体制を立て直して?今回の公演になった

 

のですが。更に当初の予定の台本で公演しようと思いきや、

 

このコロナ禍により。多少の短縮を余儀なくされた訳で

 

あります。

 

そしてこの公演は我々にとっても・・・というよりも、

 

我々にとって縁の深い?子の更なる晴れ姿を観るべくして

 

でございますよ!

 

それでは、みなさんを下北沢へご案内致しましょう!

 

そして来年もまた、しばらく2020年の芝居をご紹介

 

する事になりますが。引き続き来年も、安全快適に芝居

 

が観られ、続けられ、幕が上がり続ける事を願いつつ。

 

2020年の芝居関連の記事、打ち止めとさせて頂きます。

 

(京王井の頭線、下北沢駅)

 

からのぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

マンセル:みなさん、こんにちは!

 

グラハム:お昼休みですが、いかがお過ごしですか?

 

(パンダウンしまして・・・)

 

マンセル:もはや多くは語るまい!今日も演劇だね。

 

グラハム:下北沢も人が増えたね!

 

(ところで・・・)

 

グラハム:今日は誰ちゃんの芝居なのかな?

 

マンセル:まあ、そこだよな・・・。

 

黒い幕:今回はね、延期になった舞台がようやく今回

公演になった・・・永田紗茅ちゃんだよ!

 

(うぉ〜!)

 

グラハム:ながたしゃん!!

 

マンセル:急なテンションUP!!

 

(それにしても・・・)

 

マンセル:今日も天気がいいねぇ〜!

 

グラハム:スカっぱれだね!

 

(何となくさ・・・)

 

グラハム:小田急線のスカイブルーに近いよね。

 

マンセル:そーだな、言われてみると・・・。

 

(で!?どこの劇場なのよ!?)

 

グラハム:で、どこ行ったらいいの!?

 

黒い幕:スズナリですよ。

 

マンセル:おぉ〜!あそこも久々だね。

 

(久々に見られるのも嬉しいね!)

 

グラハム:そっかそっかw!永田さんの芝居も久しぶりに

観られるのね!

 

マンセル:しかも今回は主演なんだね!凄いぞ凄いぞ!

頑張ったもんだ!!

 

(てくてく・・・てくてく・・・)

 

歩き出す、ご両人。

 

(んじゃ、付いてきてね)

 

(わっせ!わっせ!わっせ!)

 

グラハム:急いでいきましょう!

 

マンセル:まあ、慌てる事もあるまい・・・。

 

(久々のほどうだね)

 

グラハム:ここだね。

 

マンセル:まあ、お馴染みの向かい側。

 

(この光景も久々に見られるという、嬉しみw)

 

(本日はこちら)

 

ザ・スズナリ

 

(ここの前で撮影もしたね)

 

マンセル:ここで、まりあちゃんのフォトブックに

挑戦したね!

 

グラハム:懐かしいね、それくらいぶりかも・・・。

 

黒い幕:いや、それ以外で来てる気がする・・・。

まあ、調べませんよ。

 

(パンダウンしまして・・・)

 

黒い幕:でですね、ちょっと心配なことが・・・。

 

マンセル:おい!まさか!!変な事言うなよ・・・。

 

グラハム:ここまで期待を持たせて、ダメとか辞めて!

本気で怒るよw

 

黒い幕:えぇ〜予約が取れなかったので、飛び込みです。

 

マンセル:出たよ!

 

グラハム:またか・・・。

 

(本日の目的地)

 

柿食う客

夜盲症

 

(でもほら!今なら・・・!)

 

マンセル:今なら、ぎょーれつ無いからチャンスだね。

 

グラハム:急いで並びましょーよ。

 

(ん!?)

 

黒い幕:予約だけでもう完売状態だけれどもね、当日券

は・・・出ているみたいだよ。

 

マンセル:ならおさら急げ!

 

グラハム:いざ対岸へ。

 

(待ってろぉ〜い!)

 

(では、向かいましょう!)

 

(列に並んでおります)

 

マンセル:早めにきててよかったね。

 

グラハム:危ないところでした・・・。

 

(見える!?)

 

マンセル:いいですねぇ〜みなさん。予約チケット

お持ち!?

 

グラハム:ぼく達はいつもこーだよね。

 

(どーも大丈夫そうです)

 

マンセル:よかった!よかった!

 

グラハム:何とかなりそうですよ。

 

(入り口の看板はこんな感じ)

 

(しかし、眩しいねぇ〜!)

 

マンセル:今日も楽しめそうだね。

 

グラハム:おてんとーさん、今日もありがとー!

 

(といった訳でございまして)

 

グラハム:それではみなさんとはこちらでお別れだよ。

 

マンセル:いつものように、外観をご覧ください。

どーぞ!

 

(くま、野球チームに入る?)

 

予約の段階で完全に完売。延期前に予約を取れていたの

でしたが、そちらはキャンセルとなり。今回の延期公演の

方で取れるかな?と思いきや、席数が減った事で予約が

取れなくなってしまったため。出るか?出ないか?分から

ないまま当日飛び込んでみたら、座席は通路という訳で。

開演直前の最後に、座席を自分で持って入るという。

椅子を持ったサッカーブラジル代表のように入場という

感じだったのですが。隣とも間隔があり、前後も取れて

いるので。辺境な場所でもなく、観やすさは変わらずと

大助かりでした。コロナで座席数が減った事で、予約

が取りにくく当日も出るか?出ないか?となると。

やはり演劇への集客はこの先自ずと制限が掛かるのは

確実の状況でしょうが・・・。

 

さておき!舞台本題。

 

やはり、柿食う客のクオリティは健在だった。

柿食う客の所属女子メンバー9人による、兎に角の女優魂

ガチガチのぶつけ合いになった60分。

今回も同様に、まさしく正方形の板と照明と音響のみの。

セットも何もない。

そして、フライヤーではセクシーな野球のユニフォームだ

った筈が。なぜか全員真っ赤なガウンと赤っぽいメイクと

なっており。おいおいフライヤーの子はどこへ行ったと

なりそうと言うか、実際に舞台の中で言ってしまっている。

 

今回も9人の女優さん達の芝居のコンテンポラリーな感じ

があった。

 

物語としては、冒頭いきなり。舞台上の人数制限とばかり

2人が急にハケないとならないと言う。

コロナ禍でなければ、全員板の上にいられたものの。

役者間の感染防止とばかりに、密を避けるという事らしい

のだが。いきなりそこで、主演の筈の永田紗茅ちゃんの

怪物が楽屋へ戻されるハメに、それともう1人と2人で。

いきなり主役がいない!?そんなバカなと思いきや。

 

実は既に物語は、現実とストーリーの狭間を行ったり来

たり。

本来の公演だったなら、スズナリではなく同じ本多劇場

系列のB1小劇場だった。そんな話だったり、コロナ対策

も兼ねて。本来の尺の長さだったこの舞台も、ところどこ

ろカットされてしまったようで。

本当ならば、あんなシーンやこんなシーンもあったのに

と。カットされた幾つかすっ飛んでいったシーンに想いを

馳せたり。

はたまた脚本を書いた時にはOKでも、今となっては使え

ない表現や言い回しもあったりで。台本ですら苦戦の様子

を窺わせつつも。

この先どんどんセリフも何も、過激になり、更に速射砲の

如く畳み込んでくるようになってくのですが。

 

物語はしっかりと進行しており。

 

元プロ野球選手でピッチャーだった父。是非にも自分の

息子をプロ野球選手にと願うも、産まれてきたのは

女の子だった。

しかし自分の娘をどーしてもプロ野球選手にしたいと思う

が故に?

父は娘を息子として育て、彼女の方もその内自分の股から

チン○が生えてくルのでは?と・・・おかしな事に駆ら

れ始めていた。

父は娘を幼い頃から性的な虐待ににも似た、おかしな

思考のまま育て続けて行く・・・。

とうとう娘を男の子として、甲子園の常連校のピッチャー

へと育てていった。

 

だが実際のところはやっぱり女の子だ、プロ野球選手に

なれるでもなく。彼女は実業団の女子ソフトボール部の

ピッチャーとして球団の寮に入ってくるのだが。

彼女はまだそれでも、ソフトボールをしたいのではなく。

いわゆる硬式野球をしたいという思考は消えている訳で

はなかった・・・。

この実業団ソフトボールチームもメンバーもまた、一筋縄

では行かないような?

それぞれに事情やトラウマを抱えている闇を持ったチーム

メイト達がチームとして形成していたのだった。

そんな問題を個々に抱えているこの実業団の女子ソフト

ボールとて、企業と契約したプロの選手達だ。

チームとして紆余曲折ありながらも、試合は当然迫って

くる。9人のメンバーでの試合は始まるのだった。

怪物が入団するまで、それぞれここぞ名勝負とばかりの

シーンがあったのだが。そのどれも勝負にはそれぞれに

トラウマのようなドラマがあり。

待望の怪物が入団する事で一変するのだが・・・。

 

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ここはあえて触りだけの部分にまでにしておこうと、

思いますが。

前回のように、本多劇場での公演とも引けを取らない

女優9人の熱苦しいくらいの芝居が展開されていて。

これを観て、客側がやっと感じるのが。本当の芝居の

熱量だったりするのであって。

まだ何も芝居をしてもいない、観てもいない段階から。

どっかのバカな劇団の座長が独りで、熱い芝居だの

熱苦しいだの、熱量がどうのこうのという話が。

いかにバカ座長のツイートや言っている話が狂った事か?

って事に改めて感じさせられる事の多い芝居だったと。

先入観なしでフラットに考えても。その両方を見比べる

事で、はっきりと答えができてしまう。

そもそも舞台に立って、何をか伝えよう。表現しようとす

る人達に、その熱意や真意が無ならば。それはただの

無気力芝居なのであって、そもそもが熱苦しいくらいに

熱いスピリットを持って板の上にいるのが当然の事。

その熱意が舞台上の物語の温度でもあり、それ自体が

演出への味付けにもなる訳で。

本来だったら90分使ってでも良いくらいのセリフ量や

ライトのスイッチング、場面展開を考えてもそうだが。

前作同様、ギュッと詰め込んでいる分。ダラダラと過ご

せる時間は限られている。だからこそ役者の熱も帯びるの

だとわかる。

 

にも関わらずまだ何も観てもない段階から、それを演じる

側が先に言っちゃったら役者としてお終いだなって。

 

無気力相撲や、八百長のギャンブルに金を払う程の

お人好しはそうそういないだろうよと・・・。

そして思う、彼女達9人の演じる役に。あの腰掛け

アイドルや、何を言っているのか?よくわからない

ksのお笑い芸人や、バカ座長に、何となく役者をやって

いる地下アイドルには。この9人の代わりなんて到底演じ

きれないと確信を持って言える。彼女達の代わりやそれ

以上のものは彼等には期待すらできないだろう。もちろん

彼女達と、それを演出した中屋敷さんだからこそできる

事なのだと。

これぞが本物の芝居だなという・・・。なので、あえて

あらすじ云々も全部を書くのは、そこは野暮だと思うので。

当たり障りのない範囲で留めております。

これは是非とも、DVD化された際にはまた観て見たい

作品の一つなので・・・。

 

そして何よりも、今年。なんだかんだと悲運の1年でも

あった演劇界隈。

最後の最後に紹介するにはふさわしいような?そんな作

品と、主演していた永田紗茅ちゃんで締め括れたのは

何かの巡り合わせか?

この作品をここで間に合ったというべきか?本物の芝居

というのをまざまざと見せつけられた次第でした。

何事もの心配や配慮もなく、ぎゅーぎゅー満席の客席で。

この熱苦しい空間を安全に堪能できる日を待ちわびるし

か今はないのでしょうが・・・。

 

 

(Twitter画像より)

 

本来ならば、こちらの感じ!?かなと思いきや・・・。

本番は全然違ったというw

 

 

モデル:永田紗茅ちゃん

Twitter:https://twitter.com/sachi_nagata 

インスタグラム:instagram.com/pxxchan/

 

 

高校生の頃から知ってるだけに、いやはや恐れ入りました

というよりもない。見事な女優っぷりに、今回ほど度肝

を抜かれたものもありませんでしたわ。

10代の頃から、いやはや半端ねぇ〜子がいるとは思って

おりましたが。

GO,JET!のメグだったのが、遠い昔に感じられる程で。

この芝居でも一人で3分は一人喋り、長台詞はあったで

しょうか?

まるで独り喋りの世界、トーキングブルースですよねまさ

しくあのシーン。

座組みの中での最年少女優が主演というだけでも、そらぁ

びっくりするようなものでしょうが。

あの濃厚な時間を見事に演じきってましたね!

これはもう、お見事と!言うよりもなく。どっから言葉を

持ってきたら良いのか?分からなくなるくらいですよ。

公演が延期になって、その穴を埋めるが如く。劇団からは

YouTubeでにんぎょひめや他幾つかがUPされており、

改めてまた見直してみてからこちらへ向かったのですが。

同じ劇団の作品に出ているのに、更にグレードが上がった

感じがあって。圧倒されつつも、時々見せていた。

どぉ〜んだけぇ〜!ってのはさすがに可愛いかったですな。

 

 

前回も今回も、なんだか生い立ちがダークサイドな感じの

役柄が多いからか?今回もきっと何かある!というのも

始まる前からのワクワク感もちょっと身構えつつも、やはり

演劇界の怪物になるまでの道筋はここだな!っていう。

また次回の作品も楽しみにして、来年を迎えようかなと

思いますぞ!

 

(終わったねぇ〜・・・)

 

マンセル:凄かったな!やっぱりさちちゃん、ハンパねぇ〜

ってな・・・。

 

グラハム:あのね、今。頭真っ白だよw

しろくまですけれどもね、中が真っ白ですw。

 

マンセル:綿が真っ白でもあるけどな。

 

(といった訳でございまして・・・)

 

マンセル:これから下北沢から帰るんだけどもさ・・・。

どーやら2020年の演劇関係のブログ記事はこれで

年内打ち止めらしいぞ。

 

グラハム:まぁ〜・・・恐らくはこの辺りかな?って

思ったけれども。まだまだこの後も年内、舞台行くから

ねぇ〜・・・来年になっちゃうね。

 

黒い幕:また来年もいい芝居を観てきた!という報告が

一つでも多くお届けできるようになれば良いね!

 

(で、さちちゃんへも送った画像w)

 

チェリッシュさんのカフェ店内を、夜盲症仕様にした画像

でして。さちちゃんもチェリッシュさんの隣にいたりという

感じでね。

個人的には、夜盲症の床!

どこの劇団さんとは言いませんが、板の上のパンチカー

ペットがオリジナルで作って舞台で使用していたり。

ちょっとそっちを意識した感じで配置してみました。

メインの壁背景は、9人の写真のフライヤーで覆って

という感じで。夜盲症カフェの完成でした。

 

チェリッシュ:食器棚をこのペナントで隠されちゃうと

取りにくいわね・・・w。

 

という訳で、以上。

永田紗茅ちゃん主演舞台「夜盲症」を観に行く、クマ。

でした。

 

そして、また来年!2020年の年内芝居をお届けしま

すが。来年もいいお芝居が観られるのを楽しみにして

おります!

 

みなさま、良いお年をお迎えください。