郁未ちゃんの出演舞台、十二人の怒れる人々を観に来たクマ。 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

Dear.みなさん・・・お昼休みですが、

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

こんにちは!もしゅもしゅです。

 

コロナ禍になって、あちこちの劇場や劇団が公演の

 

中止延期が相次ぎ。中にはライブハウスや劇場も閉店閉館

 

という憂き目にあっている状況の中で。

 

舞台上での様々な変化や工夫というのが、ちらほらと散見

 

されるようになり。

 

いわゆる同じ作品で、同じタイトルでも、ソーシャル

 

ディスタンスヴァージョン。というものが浸透、普及し始

 

めて来ていて。中身はそのまま、ただし対策も万全に〜

 

という形になりつつあり。

 

若干のまだ違和感も感じつつも、これがこれからの常識と

 

いう事になるのかな?という・・・。

 

まあね、どっかの団体さんのように。感染対策は万全です

 

とは言いましても。楽屋ではノーマスクにみんなで集まって

 

集合写真とか撮影しているような所では信用が置けませんし。

 

また逆に、アクリル板が手に入らなかったのか?

 

やっすいビニールを舞台と客席の間に垂らしただけで、

 

ペラペラシワシワで全然顔も見えないようなところもあった

 

りと。感染防止にも甲乙差が出ているのもまた確か。

 

今回も、アクリル板で綺麗に舞台が安全に見られる劇場

 

とソーシャルディスタンスに作り替えられた。

 

かつての有名な作品を観に行ってきましたよ!

 

それでは、みなさんを両国駅へご案内致しましょう。

 

(JR中央各駅停車線、両国駅)

 

からのぉ〜・・・。

 

(更に引きまして・・・)

 

のぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

チェリッシュ:みなさん、こんにちは!

 

グラハム:お昼休みですが、いかがお過ごしですか!?

 

マンセル:おいっす!元気かい!?

 

(パンダウンしまして)

 

チェリッシュ:今日も眩しいわね・・・。お天気が良すぎ。

 

グラハム:今日も両国だね。

 

マンセル:両国への出没率高すぎると思うのね

 

(まあそう言いなさんなw)

 

黒い幕:感染防止対策を施して、定期的に公演打てる

劇団さんってなかなかいないぜ。

まあもっとも、自前で劇場持っていたら。締めたままには

できないからね・・・。

 

マンセル:確かにね!毎月家賃と維持費は黙ってでも

出ていく訳だし。

 

グラハム:まあ、自前の劇場が無い劇団も。やらなきゃ

やらないで出ていかない代わりに、入っても来ないという

のはあるよね。

 

チェリッシュ:自前の劇場ある事での、ストロングポイ

ントもウィークポイントもあるのよね。

ほんと!コロナってにくったらしいわね。

 

(いつものオブジェ前)

 

(今日は一番取らないでいいからね)

 

マンセル:ゴジラのまんまで上がるのは申し訳ない。

 

グラハム:ぼくはドラキュラだし。

 

チェリッシュ:私、女子だから上がっちゃダメだものね。

 

(ささ、行こう!行こう!)

 

チェリッシュ:では先へ参りましょう!

 

(いつもの横綱千代の富士関の手形前)

 

マンセル:ここは通り過ぎる訳には参りません。

 

チェリッシュ:私、見切れてないw?

 

グラハム:いつものやっとく!?

 

(タッチタッチタッチタッチ・・・)

 

グラハム:タッチタッチタッチ・・・。

 

チェリッシュ:ご利益ご利益・・・。

 

マンセル:待って、ぼく。手が届かないよ・・・。

 

(改めてぼくだけでも・・・)

 

マンセル:たっちたっちたっちたっち・・・。

今日も馬券が当たりますように!

 

(本日の目的地はこちら)

 

両国Air studio

十二人の怒れる人々

 

(てくてく・・・てくてく・・・)

 

(着いたね!)

 

マンセル:今日はこの作品だったのね!?

 

グラハム:前にも何回か観ているね。

 

チェリッシュ:あれ!?ここ人がいないのね。

 

(で!今日は誰が出ているのかしら?)

 

(どれどれ・・・誰が出ているのかしら?)

 

チェリッシュ:誰ちゃんがいるのかしら?

 

グラハム:いつも聞かされていない、ぼく達。

 

マンセル:あ!おった!!

 

(郁未ちゃんだね!)

 

チェリッシュ:郁未ちゃんなのね!

 

マンセル:という事は・・・多分あの役かな?

 

グラハム:きっとそーだよ!最後まで反対する・・・

というね・・・。

 

(郁未ちゃん、あの役かな?)

 

(ポポくんにも見せたかったね)

 

グラハム:ポポくんにも見せたかったよね・・・。

 

チェリッシュ:ポポくんにも記憶をシェアしてあげたい。

 

マンセル:郁未ちゃんのストレート芝居も楽しみね。

 

(んじゃ、行きましょうか・・・)

 

(といった訳でございまして)

 

マンセル:それではみなさんとはこちらでお別れだよ。

 

グラハム:いつものように、外観をご覧ください。

 

チェリッシュ:行ってきますよ!

 

(クマ、裁判員裁判へ・・・)

 

既に何度も他の方の出演で観て来ている、この作品。

他の劇団でも、様々な解釈で上演されておりますが。

 

ある少年が、殺人の容疑で逮捕される。

裁判では、様々な証拠や証言は少年が殺人を犯している

という。状況証拠は完璧に整っている・・・。

世論や裁判員には、少年の死刑は免れない・・・そんな

空気が支配している最中だった・・・。

 

しかし、裁判は12人の陪審員が全員一致である事。

合理的な疑問がある生じる場合は、それを審議しなければ

ならない。判断を翻すこともあるのだ・・・。

 

猛暑の中でエアコンの壊れた部屋に通される12人。

それぞれの座席に座り、死刑やむなしという空気の中。

全員の投票が行われた・・・。

しかしそんな空気を一変するように、1人の男性が無罪

投票を行うのだった。

 

残り11人は、彼の無罪に驚くと同時に。感情的な爆発

や、それぞれに抱えた事情も加味した。誹謗中傷や批判、

偏見や差別的意識がぶつかり合い。話がもつれ始める。

そこでまた12人が再び、事件と向き合う為。それぞれの

状況証拠や、目撃者の証言や他を再検証し始める。

 

少年の持っていたナイフは、どこにも売ってなさそうな

独特の柄のナイフだが。実はそれは陪審員ですら手に入る

事がわかった。

目撃者の証言も再検証してみると、下の階に住む足の悪い

老人が聞いた。「殺してやる!」という声。

そして、部屋で何かが倒れる騒音に驚き。ベットから起き

上がり廊下へ出て階段を走って逃げる少年をみた。

というのだが、果たして証言の短い時間で彼が逃走する

姿が見えたのだろうか?

 

しかし、肝心の少年は。半券すら持ち合わせてないのだが、

その時間。映画を観ていたと証言するが、その半券もどん

な映画だったのか?覚えてないと言う・・・。

 

更に決定的なのは、殺人現場を観たと言う。

アパートの向かいに住む女性の証言。

彼女は寝ぼけ眼ながらも、通過する電車の窓越しの向こう

に。ナイフを振りかざす少年を観た。と言うのが、この

事件の決定的な証言として採用されているのだが。

この女性もまた、通過する電車の窓越しに見えるにしては

あまりにも時間的なラグもあれば。

彼女は極度の近眼で、眼鏡もせずして向かいのアパート

の室内。ましてや、通過する電車の窓越しの向こうの景色

は見えたのだろうか?という疑問が頭をもたげ始める。

 

これらの状況を再検証すると、1人また1人と。さっきまで

有罪死刑一色だった11人が判決を翻し始める。

 

そして最後まで反対している3号陪審員は、たった1人に

なってでも死刑を求め。陪審員での審理は無理だと答申す

べしとしたのだが。

彼女の手帳から、1枚のエコー写真が落ちる。

彼女は、性犯罪にあった被害者で。望まぬ妊娠と望まぬ

出産を迫られ、少年と同じくらいの年端の男からの性犯罪

だった。

そんな彼女は、自分の犯人と今回の事件の少年とでどこか

オーバーラップして感情的な反対が勝っていただけだった。

 

そして彼女も、この事件の合理的な疑問があると判断し。

全員一致で、無罪12人として評決するのだった・・・。

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この事件というか、話ってのは。昔から何作も様々な

演出でもって上演されているので、大体の流れはもう

わかっているのですが。

今回は、コロナ禍でもあり。全員マウスシールドに手袋

に、机には透明なアクリル板で座席を仕切られ。

透明な漫画喫茶の個室のような面持ちもありつつ、それ

ぞれ演者も再検証の際も。距離を置きながら演じられて

おりましたが。

見事に今の時代に作り替えた感がもあったりで、それぞれ

が距離を取りつつ。それでいて口角慌てて無罪有罪を

演じる訳でしたが。

答えのある人狼のような感じで、観ている方も頭を使って

事件の概要を思い浮かべつつ観ると。

より臨場感のある作品ですのでね・・・是非ともお知り

合いの演者さんでも出ようものなら。是非とも観てみると

いいかもしれません。

 

 

モデル:郁未ちゃん。

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昔のような、こんな感じで撮影できる日は。もう今は昔

な感じですが。写真は過去映像ですが。

今回は、一番最後まで反対意見で反発し続ける3号の女性。

兎に角少年憎しで、少年を絞首刑台へ送り込みたい感じも

またあり。感情的に爆発する事が多くなり。

オーバーアクションをしながらも、最後の最後まで甲高い

声を轟かせ。猛烈な反対を展開してくる訳ですが。

郁未ちゃん的には、今までどーしても下の写真の美月の

ような感じで。語尾は常にだぉ〜。みたいな感じが

イメージとして残りそうですが。

今回は、かつては宮森セーラちゃんや他そうそうたる

演技派のメンバーが演じていた役所に抜擢されているの

ですから。

やっぱりこの子をその役に据えるという判断は、全く

間違っていないだろうなと!

オサエロの時のような、芯の強さを見せつける女の子で

したが、同じような役回りの郁未ちゃんも確かに間違い

ないものでしたね。

恐らく3号だろうと思って、3号の座る座席の真正面

の1列目に我々は陣取りまして。

カバンから、ベアーズ達の顔を出していたところ。

最後のカーテンコールの時に気付いてくれた訳ですが。

もう最後の最後まで泣き喚き散らした後だったので、

なかなか感情が元に戻らずという感じで。

精神的に昂ったままでしたが、見事な3号を観させて

もらいました。

 

しかし、残念ながら。感染拡大防止の為もあり、今回も

歓談時間は無いという事に・・・。

でも、郁未ちゃん。我々の存在に最後気が付いてくれて

おりました!どーもありがとうね!!

 

以上、郁未ちゃんの出演舞台、十二人の怒れる人々を

観に来たクマでした。