2018年10月の月間MVP大賞の発表です!
さて、改めて説明しますと。
まず月間MVP賞とは、その毎月のアクセス数が最も
多かった記事を1つ、再度掲載するものです。
そして、年間を通してのグランプリ。年間MVP大賞へ
ノミネートされ。
年間を通してのNo. 1アクセスを決める候補として12月
に決定されます。
10月の月間MVP賞全体としては・・・。
9月とは打って変わって実に低調に推移しまして、もう
どうしようか!?という位に前半は厳しい戦いを強いられる
格好でしたが、今回のMVPだけはなぜか急な上昇。もはや
ちょっとした炎上か?というくらい飛び抜けたアクセスを
叩き出したのですが・・・。
逆にそれだけ見てくれないと困るよ!というくらい、実は
一番読んでほしいような?記事内容だったという位でして。
一部のダメな大人への警鐘というやつですが、多くの方に
読んでくれた事でしょう。きっと・・・。
そんな訳で、他の記事をオサエテ・・・この記事が月間MVP賞
に輝きました。
というわけで、月間MVP賞の発表です!
それでは発表いたします!10月の月間MVP賞は・・・!?
10月 16日に掲載した。
舞台、オサエロを観にきたくま。
でした。
おめでとうございます!
それでは、引き続きMVP受賞記事を一部編集してお届け
いたします。
午後・・・12時30分を回りました・・・。
Dear.みなさん・・・お昼休みですが、
いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは!チェリッシュです。
毎年8月になれば、どんどん舞台も戦前戦中戦後のお話が
どんどん増えてくるというのもだんだんわかるようになって
来ていて。
今年はどんな舞台作品に巡り会えるのか?そんな心境の中で
あっても、時期や季節問わずに。あの日あの時の先人の苦しみ
や悲しみは、70年経っても同じ思いが矢のようになって
飛んで来ては刺さる訳ですね。
それでは皆さんを、両国へご案内しましょう。
(JR総武線各駅停車、両国駅)
からのぉ〜・・・。
(はい、どーも!)
チェリッシュ:皆さん、こんにちは!
もしゅもしゅ:お昼休みですが、いかがお過ごしですか?
(パンダウンしまして)
チェリッシュ:ひやぁ〜・・・今日も暑いわねぇ。
帽子被っても中が暑いわよ・・・フゥ〜。
もしゅもしゅ:ぼくも前を開けてても、やっぱり暑いね。
(早い所エアコンのある劇場へw)
チェリッシュ:こっちに来たというのは、あの劇場でしょ。
もしゅもしゅ:そーですね!今日はどんな作品だろう?
(そろそろいきましょう)
チェリッシュ:皆さんも、この夏は大変だったわね。
もしゅもしゅ:今さっきも救急車が行ったところだよ。
(いつものように、横綱千代の富士関の手形)
チェリッシュ:千代の富士様!今日も来ましたよ!ぽん。
(もしゅもしゅくんも)
もしゅもしゅ:こんにちは!でっかい手だなぁ〜。
(てくてく・・・てくてく・・・)
こちらですね。
(本日の目的地)
両国エアスタジオ
オサエロ
(あら!?)
チェリッシュ:ねぇねぇ。今日はどんな舞台なのかしら?
黒い幕:実はこの作品は既に何回もやっているようなんだけ
れども。初めて見るんですよねぇ。
チェリッシュ:ゼロ戦でしょね。
もしゅもしゅ:どーしたの!?
(キョロキョロ・・・)
チェリッシュ:ところで、今日はだれちゃんがいるのかしら?
黒い幕:この前にんぎょひめに出ていた、永田さんがいるよ。
もしゅもしゅ:おぉ〜永田さん!
(それでは)
もしゅもしゅ:それでは皆さんとはここでお別れだよ。
チェリッシュ:いつものように、外観をご覧下さい。
ではどうぞ!
もしゅもしゅ:いきましょう!いきましょう!
チェリッシュ:暑いわねぇ〜・・・。
(クマ、戦時中の時代へ・・・)
場所は恐らく知覧だろうと思われる場所。
名前を聞いただけでピンとくるでしょうが、ここが終戦間も
無くの特攻隊の前線基地ともなっていた。
敗戦の色が濃い中、その特攻隊の基地の中でのお話。
その基地の中では、次から次へと特攻隊隊員が送り込まれて
くる。その度にゼロ戦に搭乗し南の空へ離陸しては二度と
戻る事のない片道飛行へ消えてゆく。
それを来る日も来る日もむかえているのだった・・・。
そこへまた新たな特攻隊員が入って来た。
次の出撃命令があるまで、小屋で待機する事になる。
するとそこにまた1人、特攻隊員が出撃するまでの間。身の
回りの世話をするのが任務の女の子が1人やって来た。
その子は、今回出撃する特攻隊員2人と面識のある子で。
本来は許されるものではないのだが、特攻で行ってしまう
2人の最後に付き添いたい、寄り添いたい思いでこの世話係り
に志願して来たという。
そして出撃までの間、彼等はこの小屋で明日命を散らすかも
しれない・・・。
そんな思いも抱えつつ、残りの時間を過ごしていた。
女の子と隊員2人とは、微妙な?三角関係にあるというのか?
はっきりとはしないが。それぞれがそれぞれに一方通行的な
思いを抱えており、想いとは裏腹な事に。
そんな彼等にも同年代なりの恋愛感情もあれば、特攻さえし
なければ。結婚して子供を作って家庭を持って、夢を実現させ
てと・・・。それぞれに明るい自分の未来を夢見る年代。
だが、それもこれも戦争でもって明日にもで潰えるかもしれ
ないのだから。
それこそ、女の子と付き合う事すらなく。死んでゆかねば
ならないと思うと、この残酷な事態を彼等には打開するだけ
の事は出来ないのだった。
最後の頼み・・・で。女の子の膝枕を味わってみたい。
そんな隊員には、この小屋を前々から担当していた女の子が
代わりに膝枕をしてあげたりと。
送り出す女の子達だって、本当はもっと生きていてほしい彼等
を送り出す事が。自分達がここで戦争に参加している一環と
思って割り切ると思ってもそうはいかない心境もあった。
もちろん、隊員の中にも家族へ宛てた手紙にも、本音を言えば
行きたくないという心情を綴って、懲罰を受ける者も出る
くらいだったのだが。
悲運にも、この隊員達全員に特攻に使うゼロ戦が用意される
日が来たのだった。
そして訓示の中で、特攻する際には。何があっても最後まで
目を開いて、敵艦隊を見つけたら何が何でも突っ込めと。
そして機銃で撃たれても機首を上げずに操縦桿を兎に角、
オサエロ!と。
そう、舞台のタイトル「オサエロ」とはこの事だったんです。
しかし、女の子と親しかった2人のうち1人のゼロ戦のエン
ジンが朝になって不調になり。
今回の特攻には参加できないという通達が・・・。
それに猛反対をしながら、自分も連れて行ってくれと。
隊長や仲間に懇願するも、ゼロ戦は1人乗りゆえ。乗るにも
乗れない。次の機会で飛んで来いとは言うものの、彼とて
今日明日の命と思って、仲間と一緒に訓練してこの日を待った
のに。1人だけ置いて行かれると言う心境はいかばかりか。
だがそんな彼の思いとは裏腹に、無情にも出撃命令は下され
るのだった・・・。
そして南方へ飛び立つ機体を見送るのだった・・・。
だが、その編隊を見送るのが特攻最後の編隊となってしまう。
彼はそのまま終戦を迎えてしまうのだった。
彼は、運良くと言うべきか?運悪くと言うべきか?
生き延びる事になってしまうのだった。
そして彼が1人生き延びて、終戦を迎え。老人になったある日。
あの小屋で3人が揃って描いたそれぞれの似顔絵を手渡され
る。それは、特攻へ行った彼が宛てた内容。
それは彼女を頼むと言うものだった・・・。
____________________________
歴史ものというか、こういった戦中戦後の舞台や物語は。
ある意味では結論が見えてしまうのですが、そのままの解釈
でいけば。
そんな中でも、ちょっとだけファンタジーというのか?
この舞台ではないですが、同じ劇団の舞台のPRIDEという
作品があって。
その中に登場する登場人物も、こちらの作品で名前が出て
いたり?でちょっとリンクしていたようなで。
数見ると、思わぬ?繋がりを見出す事もあるのですが。
どっかの芸人風情が、自分が日本にいない間に北がミサイル
でも撃って戦争でもやったらいいのにとか。
自分が安全なところにいる間に、戦争でもしてくれればいい
のにとか。そういう不謹慎で、人として信じられない事を
平気な顔して言っちゃう人もいましたけれども。
本当にこういった作品観てないでしょうから。本人なんてのは
そういった作品なんかを観るという人格者でもないですから。
もちろん、戦時中の出来事一つとってのも。実際を生き抜いた
人にしたら、お前等こんなもんじゃねぇ〜ぞと脅かされそう
ですが。
他でもなく、日本という国に祖国という国、地域に。自分
以外の人がいなかったり、傷ついて倒れたとしたら。
海外にいる自分の帰る場所が日本に無くなるという事に、
どーしてあの芸人風情は気づけないものなのか?と、呆れて
しまうばかりで。
特攻隊になって飛び立っていくという事は、日本に残る人を
自分にとって大事な人を1人でも1日でも長く生きててもらい
たいから。本当は行きたくないけれども、それでも行かねば
ならないという葛藤の中で出撃している訳で。
自分だけ助かって、後は全部荒野でも構わないという事は
そもそも文明としてもありえない話なんです。
なおこちらは、あるTwitterの映像を勝手にお借りしており
ますが。
実は、この映像はコンピューター処理をされてカラー映像に
加工された。
終戦翌年の両国駅周辺の空撮映像です。
手前が両国駅、中心付近に見える円形の建物が回向院。
この回向院には鼠小僧次郎吉のお墓のあるお寺で。
更には、大石内蔵助が討ち入り直後に身を寄せようと立ち寄っ
てみたのですが断られたという話もある寺院です。
その横に残ったロの字型の鉄筋コンクリートが小学校?
その間の、真っ平らに焼けて何もない一角。そこが、あの
忠臣蔵の舞台吉良上野介の屋敷があった場所。
駅前にちょこっと消失を逃れた建物辺り、そこが現在いる
両国エアスタジオの辺りです。
戦争とは、空襲の焼け跡とはこういう事になるんです。
それでも戦争、やれますか?
モデル:森山瞳ちゃん
Twitter:
https://twitter.com/hitomi_moriyama
Instagram:
https://www.instagram.com/hitomi_moriyama_/
Facebook:
今回はある意味ヒロイン的な感じで登場した、瞳ちゃん。
前回はヌードルカフェでお会いしただけで、写真も何もない
訳で。今回も撮影できませんでしたが。
この後紹介する、若い女優さんの中では。こりゃ相当すごい
事になりそうな?ツートップの一角ですから。
是非ともみなさん、顔と名前は覚えてても損はしないはずで
すので。
特攻隊員にお世話をするのにやってきた彼女でしたが。
やはりこの先若いのに亡くなるという、今で言えば終活みたい
なもので。どう人と対峙したらいいのか?というのを迷う
感じって・・・さすがにリアルに今。彼女にも問われたとして
も難しいでしょうね。
その難しさやあたふたする感じが出ていて、そりゃそうだよ
ねぇ〜と。納得してしまうのですが。あの小屋の中に入って
の瞳ちゃんの微笑みは、間違いなく癒しになっているでしょう
からね・・・。とても素敵な芝居ぶりでした。
モデル:永田紗茅ちゃん
Twitter:https://twitter.com/sachi_nagata
Instagram:instagram.com/pxxchan/
こちらもにんぎょひめ以来でして、そんなに時間が経たない
うちに再会できて嬉しいですよ。
こちらは逆に、慣れたというとあれですが。若干機械的に、
特攻隊員を送り出すのを任務に。腹の据わった感じでお世話
をする役どころでしたが。
この話の中では、ビシッと任務に忠実に淡々とこなすという。
でもそうはいっても、彼女の中にある感情を抑えつつも
なのですが・・・。でも悲しい背景を抑えつつ給仕に努める
という女の子。
やっぱりねぇ〜この子は末恐ろしいですよ。
その辺のなんちゃって女優とか、腰掛けアイドルが仕事なくて
演じる芝居なんかだったら。本当に邪魔しないでください、
こちらに関わらないでというよりなくて。
若いのに、この小屋の中で一番実は母親を見るような感じが
小屋の中を支配する雰囲気・・・。
本当に10代なんだろうか?という錯覚しか起きませんよ、
それくらいに役が降臨してました。
(Twitterのおまけ映像w)
実は、紗茅ちゃんの芝居の中で膝枕をお願いします。
というシーンがあるのですが、確かに紗茅ちゃんだったら
みんな並ぶよねぇ〜w。
2時間5000円でどうw!?とか思わず言っちゃいそう
ですよねw。
この芝居の男子が全員、膝枕待ちの映像はいいですね。
こういうのができるのが本当の平和ってもんですよ。
それにしても2人とも末恐ろしい19歳の若き才能者です。
どーぞみなさん、お見知り置きを!
そして、最近役者始めたとかいう。アイドルとかユニット
活動とか自分のライブに集客ができずに行き詰まりを見せて
いるという三十路越えの某腰掛けタレントの皆さん。
どーぞ安心して他の事に集中してください。
若い役者さん通りますから、邪魔しないようにお願いしますね。