唯ちゃんの舞台、浮世彼方を観にゆく。くま | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

午後・・・12時30分を回りました・・・。


Dear.みなさん・・・お昼休みですが、

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

こんにちは!チェリッシュです。

 

7月も始まり2017年の後半戦のスタートですが、まだまだ

 

私たちのブログは春をそろそろ迎えようか?というくらいの事

 

でして。タイムラグは相変わらず激しいままですが。

 

そんなに急いで時間ばかり先を見てもねぇ、時々振り返るくらい

 

の余裕って時には大事かもしれませんね。

 

それではみなさんと、もうちょっと春だよぉ〜な・・・。

 

そして、当時。日本で最もホットなスポット築地へご案内

 

いたしましょう。

 

(東京メトロ、日比谷線。築地駅)

 

からのぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

マンセル:みなさん、こんにちは!

 

グラハム:お昼休みですが、いかがお過ごしですか?

 

(パンダウンしまして)

 

マンセル:ここに降りたらもう、あそこしかないよね。

 

グラハム:今、日本で最もホットなスポット。築地だもんね。

 

(それにしてもだ・・・)

 

マンセル:ここといえばもう、あそこの劇場だよね。

 

グラハム:さっきから外国人観光客さんに、頭グニグニされて

 

大変ですが・・・。

 

(じゃ、ついてきて)

 

マンセル:とはいえ、すぐそこなんだけどね。

 

グラハム:シーン転換ってやつですよ、これ。

 

黒い幕:余計な説明するんじゃないよ。

 

わざわざカット数も増えるでしょーがっ。

 

(築地本願寺)

 

からのぉ〜・・・。

 

(はい、到着)

 

マンセル:今から300年前はここを大石内蔵助以下、47人

 

の赤穂浪士が歩いて通ったんだねぇ。

 

グラハム:あれから300年後にくまが通るとはね、誰が思う

 

でしょうかね?

 

(本日はこちらです)

 

マンセル:なんだか、大掛かりに工事やってるね。

 

グラハム:なんだか真っ直ぐ行けそうにないよ。

 

(入り口の看板)

 

(本日の目的地)

 

劇団アニマル王子

浮世彼方

 

(プディストホールに到着)

 

マンセル:築地本願寺の本堂の周りをなぞるようにやってきた

 

もんだよ。

 

グラハム:犬みたいでしたね。くまなのに・・・w。

 

(ところで)

 

マンセル:今日は・・・もちろん当日券でしょ?

 

黒い幕:今日はですねぇ、ちゃんと予約しておりますよぉ。

 

グラハム:珍しいこともあるもんですねぇ。

 

(パンダウンしまして)

 

黒い幕:その前にですねぇ〜・・・。

 

マンセル:ここでそのトーンきます?

 

グラハム:なに!?何かまたやらかしたの?

 

黒い幕:観劇前にその辺でメシを食いましょうか?

 

マンセル:おっ。おぉ〜・・・そっか、メシな。

 

グラハム:美味しい魚介類が食べたいっ!

 

(それにしても・・・)

 

マンセル:築地本願寺のこっち側の部分、何するんだろうかね?

 

グラハム:よく使っていた公衆トイレも無くなってしまって

 

いますヨォ。

 

(で、メシを食ったので・・・)

 

そろそろ中へ行きましょう。

 

マンセル:まあ、いつものアレよね・・・。

 

グラハム:中国人観光客がうるさくて食べた気にならない!

 

黒い幕:人が食ってる周りワイワイするのやめてほしいよね。

 

 

本当に、この時。カウンター席で食事中に黒い幕さんの周り

を取り囲むように、中国人観光客が取り囲み。

あーだ、こーだと言ったかと思ったら、何も注文しないで出て

行くという。二度と来ないでください、とも言いたい程。

この時はご立腹の時間でした。

 

(そうそう・・・)

 

今日は若菜唯ちゃんが出ているという訳で・・・。

 

マンセル:唯ちゃん、綺麗だねぇ。

 

グラハム:ここを使うってことは、本人と会えないパターンを

 

計算しての事だね。

 

(と言った訳でございまして)

 

マンセル:みなさんとはここでお別れだよ。

 

グラハム:いつものように、外観をご覧ください。

 

どーぞ!

 

(くま、吉原へ)

 

時代は徳川吉宗の時代、享保の頃の江戸。

下野国で絹問屋を営んでいる佐野次郎左衛門には、顔に大きな

醜い程のアバタ(アザ)のある男で。

人目につかないように暮らしつつ、その醜さから他人からも

疎まれる事も多かった。

 

そんな絹問屋の若旦那が商いで江戸へやってきた。

そこで人目を阻んで吉原へ出向いてきたのだが・・・。

そこで八橋という花魁のトップと知り合い、互いに惹かれる

事になる。

八橋の店に入り浸る若旦那、そこの花魁との恋話・・・。

ここまではよくある展開の出来事なのだが・・・。

 

この頃江戸では、女郎を夜な夜な斬り殺す辻斬りが勃発。

下手人探しに必死になる町方や、その話を聞いて盛り上がる

町人に瓦版と。江戸でちょっとした騒動になっていた。

そんな町方は、除霊術師の女と一緒にこの辻斬り事件を探索

する事になる。

 

一方、若旦那にはちょっと不可思議なことがあり。

普段の大人しい性格の若旦那とは全く別人格の男の存在が

あった。

籠釣瓶という霊魂がおり、この霊魂が時々若旦那の体の中に

入り込み。意識と身体を乗っ取り、この籠釣瓶こそがこの事件

の首謀者だった・・・。

 

だがしかし、吉原で知り合った八橋を後々身請けして夫婦に

なりたい若旦那だが。それを妨害しようとする同じ店の花魁

仲間や間男達の悪巧みで、二人の仲を割こうと暗躍するも。

その暗躍を籠釣瓶が嗅ぎつけ反撃をしようとするも、吉原の

中での騒乱に。町奉行も治外法権を理由に手が出せない。

 

八橋の抜けた後の店の跡目争いや、若旦那の悲しい生い立ち

から生まれた凶暴な人格主、籠釣瓶の誕生により生まれ。

その別人格が、若旦那の体を使って暴れるそれを突き止めた

除霊術師も彼と彼の人格を取り戻すべく奔走する。

 

だが度重なる事態に、八橋も若旦那との縁談を御和算にする事

になり。若旦那より籠釣瓶の怒りが増し、殺害を企てる。

 

失意の若旦那の体を使って辻斬りに及ぼうとするところに

除霊術師と町方が対峙。

八橋も負傷するも、命に別条はないが・・・。

しかし、籠釣瓶はあくまでも別人格の死霊のようなものだ。

そこで籠釣瓶を退治すべく、除霊術師が若旦那からこの籠

釣瓶の生まれる原因を探りその瞬間を突き止めるべく術を

使い。若旦那とその両親との確執や母親との関係などをみさ

せることで籠釣瓶誕生を阻止するのだった。

 

 

セットは基本吉原の店の雰囲気そのままだが、人格の入れ替

えやシーンの転換などで、傘を持った数人が上手下手から

一気に走りこみながら。

目にも止まらなぬ速さで入れ替わったり、場面が変わったり。

あの運動量だけ見てても見事な演出だった。

もちろん、演者それぞれに充てがわれている衣装、メイクや

ヘアーに至ってもクオリティが高くて。

むしろこのお値段でよろしかったですか?と、聞き直したい

くらいではあった。

実際に現在の吉原へも行きましたが、あの狭い限られたエリア

の中での出来事は。様々な作品でも表現されておりますが。

今にも通じるようでで・・・。

某アイドルグループに入れ込む、男(客)がいて、その先には

手には入るはずもない華(花魁)がいて。

毎日毎日多額の金額を使ったところで、一夜の泡沫に過ぎな

いものの。手には入らないものへの執着や憧れだけで舞い上が

る男が今ですらいる。

だがそうは言っても、お金を使ってくれるならば誰もで良いと

いうのもまた然りで。

200年、300年経っても、姿形や価値観は変わっても、

人間としての本質や感情部分では何も変わらないものだと・・・

改めてわかるものでした。

 

 

モデル:若菜唯ちゃん

Twitter:https://twitter.com/yuiyuiyuik 

Twishort:https://twishort.com/user/yuiyuiyuik 

 

 

わーい!まさかの2カット!

花魁の九重姉さん役の若菜唯ちゃんでした。

唯ちゃんの花魁の衣装のままで、まさか逢えるとは思っては

おらず。ありがたい!

本来の?花魁の衣装だったら総重量だけでも10kgは超える

らしいのですが。これは相当軽くはできているようですが、

結構それでも・・・らしいが。

すんごい綺麗だった唯ちゃん、いい匂いしてきた。

激情的な九重さんの人生というか、生き様を見事に出し切って

おりましたね。

こんな九重さんを身請けしようものなら、男。相当な覚悟を

お持ちでなければ身請けできないでしょうね。

 

それにしても、この時の服部くま蔵と、坂本龍熊で伺って。

花魁の唯ちゃんというこの奇跡のような組み合わせがいいよね。

しかし、前回会った。きつねの裕子に会いたかったー。という

くらいでして。きつねの裕子さんともショットを!

 

という事で・・・。

(きつねの裕子さんと唯ちゃん)

 

きつねの裕子:唯さま、今回はお伺いできませんんで大変

 

申し訳ございません・・・。唯様に私の事を左様に覚えていて

 

くださったとは感謝の気持ちいっぱいでございます。

 

ご静養された後に、また必ずや舞台の方へ伺わせて頂きます

 

のでしばらくの間お暇をこいつつ。お身体の方を十分にご自愛

 

頂きますように・・・。

 

 

はい、この舞台終了後に、唯ちゃんが静養というのか?

ご病気からの手術があったようでして。

しばし休養されておりますが、この記事をあげるこの頃に

舞台へ復帰されたようです。

時間が合えば行ってみたいところですよ・・・。

 

唯ちゃんの復帰も楽しみにしつつ、やはり唯ちゃんは

本物の女優さんだな!と実感させてもらいました。

唯ちゃんのいる花魁の店だったら、きっと黒い幕さんも

入り浸るかもしれないなぁ・・・と。