桜散ラズを観に行くくま | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

午後・・・12時30分を回りました・・・。


Dear.みなさん・・・お昼休みですが、いかがお過ごし

 

でしょうか?おっす!マンセルでし!

 

ぼく等はですねぇ〜毎回毎回ギリギリのラインで動いてる事

 

が多くてですね。「まぁ〜行けば分かるんじゃないんですか!?」

 

と言うHTVの有名ディレクターのダミ声が脳内に響いてくるよう

 

な面持ちでいつも動いているんですよねぇ。

 

今回もね、迷わず。「行けば分かるんじゃないんですか!?」

 

と言う勢いですよwあくまでも勢いなw

 

(ご覧の各路線の、池袋駅39番出口)

 

からのぉ〜・・・。

 

(はい、どーも!)

 

マンセル:みなさんこんにちは!

 

グラハム:お昼休みですがいかがお過ごしでしょうか。

 

(パンダウンしますよ)

 

マンセル:日本でも屈指の利用客で多い池袋駅なのに、なんで

 

こんだけ余裕か?っていうとね。

 

グラハム:ここはさすがに知っている人が少ない出入り口な

 

んだよねぇ。ぼく等はこういう穴場からも出入りするゾッ!

 

って話やでw。

 

(ところでさ・・・)

 

マンセル:ここって事は、BOX IN BOXって事だね。

 

グラハム:今日は何の芝居か?ぼくは聞いてませんよ。

 

(いきますよ)

 

マンセル:という事は・・・予約はしてないな・・・こらぁw

 

グラハム:ですよねぇ・・・きっと。

 

(今回はこちらです)

 

BIG TREE THEATERなんですねぇ。初めて入りますよ。

 

BOX IN BOXは同じビルの上の方ですが、ここは・・・

 

ほぼ地面レベルだったような?

 

(はい、どーも!)

 

マンセル:こっちには初めて入りますよ!

 

グラハム:ちょっとちょっと!大変な事になってる

 

じゃないですかw!?

 

(本日の目的地はこちら)

 

劇団AUN第23回公演、桜散ラズ・・・。

 

(あ、あの・・・)

 

マンセル:大塚明夫さん・・・出てるじゃないの!

 

グラハム:しかも・・・こちら。吉田剛太郎さんだよね。

 

もう、大御所じゃないの!

 

マンセル:スッゴイ事になってるじゃないのよ。

 

(ちょっとこちら・・・)

 

マンセル:えっ!?当日券ないの!?どーして?

 

グラハム:予約の・・・キャンセル待ち・・・。

 

ハァ〜・・・キャンセル待ちで?7番目???

 

マンセル:入れないの・・・?

 

(ちょっとぉ〜!)

 

マンセル:だからちゃんと予約しなさいよぉ〜!

 

グラハム:今日こそはダメかもしれませんよ。

 

とうとう、尻尾巻いて帰るようになるかもね・・・。

 

 

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ナレーション対応。

 

ここで説明しよう・・・。

以前の両国で、バカの壁という舞台を観に伺った際に。

入り口にて、当日券ありません。という案内がありまして。

遂に劇場まで来て見られないという事態が、刻一刻と迫り

来る中でも。しばし待って粘ったところ入れて。

これは粘り勝ち!という事でしたが・・・。

今回はより深刻な状況で、予約の段階で既に満席という

状態で・・・。果たして?

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(ふぅ〜・・・よかった)

 

マンセル:みなさん!粘り勝ち!!なんとか入れるよ!

 

グラハム:予約のキャンセルがどうも多かったですから。

 

マンセル:それにしたって、予約してて来られないなら

 

ばよくある事でも。普通開演5分とか10分前になったら

 

自動的に予約のキャンセルで一般入場させてくれればいい

 

のにねぇ。

 

グラハム:開演時間だっ!ていう時間に、ぞろぞろ人が入

 

って行くんだよ!

 

マンセル:まあ、過ぎた話しだから時効だろうけど。

 

さっき、山寺宏一さんが入っていったね。

 

グラハム:山寺さんこと、山ちゃんには朝の番組とかで

 

随分見てたねぇ〜・・・。

 

さてさて、みなさんとはここでお別れだよ。

 

マンセル:いつものように、外観をご覧ください!

 

くまろく←:トイレの帰りにスマホのメールを削除しながら

 

歩いて席にへ戻る途中に正面衝突してしまったのですがw

 

相手が山寺さんでして・・・改めて申し訳ありませんでした。

 

(くま、桜散ラズを見る)

 

一人のアルコール中毒の男性の物語りで、ケン坊ケン坊と

呼ばれていた青年から見た物語りで。

祖父はかつて太平洋戦争ではゼロ戦の整備士で、終戦後には

手先の器用さからネジの下町工場を起こし、貧しくもかつ活

気のある工場内では二人の息子や従業員等の笑顔で溢れている。

 

時間軸は時々飛び飛びになるのだが、かつて自分が整備してい

いたゼロ戦パイロットで撃墜王のようなパイロットの娘さんを

無理くりなほど自分の息子の嫁にくれと。突然訪れ、直談判。

そのまま嫁にもらい、そこに生まれたのがケン坊だった。

かつてのパイロットで現在は夫婦と静かに漁師を営む家庭なの

だが、ケン坊にしたら母方の祖父母だ。

 

それが大塚明夫さんの役なのだが、彼には言えない戦争当時の

後悔があった。

それはかつての撃墜王が生きて残ったのは、戦ったのではなく

最後の1戦はアメリカの大群で押し寄せてきた編隊を見て逃げ

帰ってきたのだった。

撃墜王の後ろにいた若いパイロットの乗ったゼロ戦は、一発も

撃つ事なく突然避けた撃墜王の前で被弾し墜落していった。

その時の光景が未だに残っているという・・・。その時の兵士

達が彼の背後で幽霊となって見えているのはお客だけ・・・。

常に彼の元に3人の若いパイロットは寄り添っていた。

 

吉田さんの営むネジの町工場は、不況の煽りをまともに受け。

幼馴染から受けていた仕事で、大赤字を喰らい一気に経営を

圧迫する事に・・・。

泣く泣く大事な従業員を切るのだが、2人の息子達からは夫婦

での引退を求められたのだが。それを蹴ってのリストラの手段

を講じたのだが。

過労も祟って、祖父は入院する。

 

しかし、入院した病院の看護師を無理やり説得して?

孫息子の嫁になってくれないか?と、いつかのように?突飛な

頼みで孫息子の嫁に・・・。

 

病状も回復し無事退院するも、経営は苦しい・・・。

そんな中孫のケン坊もネジ工場で働く事に・・・。

 

がしかし、そのケン坊はアルコール中毒の重症患者であって、

無料のカウンセリングもサボり気味で薬も飲まない問題児。

つまり、かつてのネジ工場はもう跡形も無くなっており。

高校生の頃からの酒、タバコの非行から始まったものは、

成人してから。家業の業績が悪くなるにつれ量が増えていった

のだが・・・。

 

リハビリ施設や、祖父が入院した病院から見える桜並木の桜

を眺めながら。両祖父達の思いの深さを省みて、立ち直ろうと

ほんのり向かおうとしているケン坊だった・・・。

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大塚明夫さんの芝居や、吉田剛太郎さんの芝居でもそうです

けれども。

完全にこの2人のダブルキャスト状態だったかもしれません

が、かつてぼく等というよりも。若い俳優達に、自分の背中

を見せようとしていた訳で。

まさしく、祖父として孫に自分達の生き様を見せたいと思っ

て。引き継いでもらいたい・・・という思いも見せつつ。

ハッピーエンドという訳でも、バッドエンドでもなく。

すんなり、この先の思いをどうそれぞれが受け取るのか?を

試されるような?

大人度の深い深い作品でしたね。本当、今の20代の若い役

者が本来かじりついてでも見るべき作品でしたね。

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(と言った訳で・・・)

 

マンセル:今回はね、あまりにも目的が明夫さんですからね。

 

はい、そーですか!?って会える訳もなく・・・撤退!

 

グラハム:なんだろう・・・親子3世代物語!

 

ぼくは・・・何代目の世代なのかしら?

 

くまろく←:ん〜〜〜っと・・・6代目だね。

 

マンセルくんで5代目の相棒だね。黒い幕からしたら。

 

6世代目にあたるね。

 

グラハム:割と、歴史ある家系なのね!ここ!!