【連載企画:かあちゃんが全部教えてくれたこと・・・2】 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

連載企画:かあちゃんが全部教えてくれたこと・・・。



今日はその2です。



毎月書くようにとは思っていますけども、その時々の心境の山や谷で

少々ムラがあるといけないので。

実は一気に書き上げようとしている自分がいて・・・。


追い詰めるも追い詰められるも、全部自分なんですね。

不思議なものでw。



さて、本分タイトルを否定するつもりは一切無いが。


この”がん”という野郎を知る故のきっかけは、何もかあちゃんだけに

留まるものではない。


他の誰でもなくある人物の存在があっての事だ・・・。


その人こそ、”故 逸見政孝”さんだ。



彼の著した、”ガン再発する”



これは読んでいた。

他でもなく、元フジテレビアナウンサーであり。

フリーに転身してからの活躍や、ヘアメイクアーティストのIKKOさん

等もそうだが。


逸見さんという人物については、私が語るような事は何も無いが。

一人のファンとして、彼の侵されたがんという物に対して。

初めて自分との距離について、実感をするものがあった・・・。


逸見さんや、御家族、奥様等。


がん患者を抱えた家族の実体験の手記は、読んだ今でもジワリと身に迫る

ものがあった。

何より、”がんとは何ぞや!?”という部分について。


彼の綴った言葉、経験、談話等が、全く未経験の人間にしてみれば、

あの本は”がんと向き会うバイブル”だと言い切っても良い!


最近的に言うならば、”正しく放射能を怖がる”という言葉になぞらえて。

”正しくがんを怖がる”

という部分においては、この先万人が経験するかもしれない”がん”経験という

ものを。一つでも多く残す事が、先にも書いたように。


”転ばぬ先の杖”であり、”転んだ後の手すり”になるべきだと!

実はそう思った。



その為には、逸見さんの経験や自分の経験を重ね合わせたがん手記も

この際一つでも多くあった方が間違いない!


そう思う次第であって、この企画を起こしたものです。




【がんとはなんぞ?】


がんが発生する上で、何がどうなってこうなるのか?

諸説ある。


もちろん前にも書いたように、私は専門家ではない。

それを解き明かすべく、日夜研究している人がいるので。

素人軽々に言えたものではないが、細胞組織の異常、変異したもの。

と、考えている。


しかし、コイツも実に厄介な奴で。

腐ったみかんの理論ではないが、腐ったみかんが一つあると。

次から次へと増えて行く。

そして、最期は・・・。


このがんの特性を利用した治療や、検査方法もあるのだが

それは後日述べる事になるのだが。

一言で言えばだ。


”悪貨は良貨を駆逐する”


という事かもしれない。


一見すると僅かな悪化でも、徐々に良貨を駆逐してゆき。

天下国家の経済を混乱に陥れる結果に繋がるであろう。

もちろん、そうならない為の手段は幾らでもあろうが・・・。

その手段に付いても後に述べるとして。


経済的に言えば、リーマンブラザーズのようなもんで。

優良債権、不良債権をミックスして販売し、不良債権が結局は焦げ付いて

どうにもならなくなってしまい。

優良だったものまで、それ以外の無関係な人や、モノ、流通に至るまで

混乱をもたらす。ソレに近いかもしれない。


だが、これでは分かり難い!


そこで、逸見政孝さんの言葉を少しだけ記しておこう。

もちろんこれは私が一旦咀嚼してその上でチューンナップされたものと

思って欲しい。



皆さんの体、それは1軒の家だと思って欲しい。



その家に小さな火種が生まれ、徐々に徐々に燃え盛ろうとしている。

しかも自分の力だけでは消そうにも消えない程の火力が増しました!


そう!この火こそが、がんである。



まず、皆さんはどうしますか?



今いる部屋で火事が起きた!?どうしますか?

そう!消化しますよね!



その消化こそが治療であり、医療なんです。

その為には・・・?119番通報し消防隊を呼ぶ訳ですよね。


その際には、ただ水を捲いてぶっかけて、火を消せば良い訳じゃないんです。

燃えたモノ、燃えている相手次第では消す方法も違うんです。


木造の家屋が燃えたならば、水でも良いでしょう。

しかし、電力関係が燃えた場合。

水をかけたら?


感電してしまいます、漏電してしますから、使えない。

そんな時は二酸化炭素を使う



ガスタンクが燃えた場合。

水かけたら・・・?高熱で水が蒸発してしまい。

酸素と水素に分離してしまい、火は収まるどころか益々燃え盛ります。

そんな時には、科学薬品を混入させた消火剤を噴霧して酸素を絶ち切り

火を鎮火させて行きますよね。


(もちろん、これらが全てではありません)


そう、何を言いたいのか?


同じ火でも、消し方には3種類はあるんですね。

これは、建築士の試験にだって出てきます。基本的な問題です。


そしたら、鎮火した現場を今度は消防隊員が、サーモグラフィーを持って

現場へ潜入し。

高熱になっている部分。燻っているどんなにも小さな火を見つけては

消化して行く作業に入り。

二次被害、三次被害の芽を摘み取って行き、完全に消化するまで徹底的に

調べて行く訳です。



がんとは、がんの治療そのものは。

全くこれと同じ事なんです!



ひとまず今日は、がんとは家の火災と同じだ!



という事を知ってください。