【病院事情について】 | What aわんだふるワールド

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がむばるベアーズ:マンセル、グラハムくんの奮闘日記。

実は、今日明日で2軒の病院を梯子する予定でした。

あくまでも、予定という事を加味しておきますが・・・。


まずは今日の、何時も行く横浜市内の某病院。


今日の計画停電で病院業務開始が大幅に遅れ、病院システムが

動かなかったようでして。

停電にはなっていないものの、平時ですら病院従事者の少ない現状に

加えて。職員が出勤できない状況と。


病院内の節電もあって、昼なお暗い室内と。

患者の多さで、何も起きていない筈なのに、さしずめそこは“野戦病院”

の体をなしておりました。



あろう事か、午前の診察を終えて帰る。知り合いの患者さんが帰宅

できたのは、午後4時45分。朝8時前に来ていてもこの時間でした。



お陰さまで、母親の病気への診療治療方針に、大きな変化はない

ものの。変化をあえて大きく求めなかったのも他でもなく。


投薬治療において、容態が急変する事で。

今この時期に、健康優良状態でも非常に難しい現状において、急激な

変化を求めるには。あまりにもリスクが大きいのと。

現状治療においても、まだある程度有効性があり変更するに至らないと

いう判断でした。


まだまだ、余談は許さない状況ですけど、病気と震災に負ける訳には

いきません。引き続きがむばります!



そして、もう一つ。



父親に関してなのですが。

実は明日入院、明後日手術という段取りを先週より予定しており

ましたが。

今日、主治医より、キャンセルの旨電話が直接ありました。


それは、今回の電力不足による手術中の緊急事態を回避したいのと。

医薬品の不足、人員の不足等・・・。

どれも、それっぽい理由ですけども、実は裏があるようで。


いわゆる。

”トリアージの原則”


というものだと思われます。

と、申しますも。“緊急性のある手術を優先する”という話があった

ようで。


大変乱暴な表現かもしれませんが、病気なのか?贅沢病なのか?

どっちともとれないような病気に関しては、相当数後回しにされる

ようです。

緊急性のあるものにだけ、関東のど真ん中の病院でも優先する

という判断に切り替わっております。


つまり、被災をしていない我々は、ちょっとした病気、怪我ひとつ

できない状況にあります。


誰も知らない内に、我々も、病気や怪我をする訳にはいきません!


暗闇になった室内での怪我、転倒等で大きな怪我などするやもし

れません。十分注意してください。



なお、各病院での指示判断によって変わる事もあるかと思います。

ですが少なからず、我々が病院へお世話になる事も減らす事で、

他の病気、怪我人を救う事も大事な使命と存じますが、


違うでしょうか?