運命はある日突然動きだします。
それはゆっくりと、それは少しずつ、そして確実に・・・。
あなたの、そして、私たちの前に。
ゆっくり、ゆっくりとやってきては、誰も抗う事ができないままに・・・。
ここには、幾つもの大きな星が輝いています。
しかし、この星の輝きは、決して永遠ではありません。
何時かは途切れてしまうかもしれません・・・。
今は未だ見えなくて、小さくて、いつ消えてしまうかもしれない、
儚くて小さな星。
しかし、その小さな星が光を集めて歩き出したその時・・・。
その星はその後、日本中を感動に巻き込んだ、
あの運命の2分30秒の一瞬へ向かって、歩きだしました。
その輝きを語る前に、彼の存在をなくして語る事はできません。
日本競馬のターフに舞い降りた、たった1つの巨星・・・。
絶対皇帝とも呼ばれ、この国に、彼を止める馬がいませんでした。
第51回東京優駿、無敗の日本ダービー馬
シンボリルドルフ号
彼はその後、無敗のまま菊花賞も勝ち。
クラシックレース三冠の偉業を達成!
その後もGⅠレースを4つ勝ち、今も残る国内最強七冠馬の
それは・・・
絶対皇帝の名を強烈に残したまま、彼の輝きは
次の世代へと、バトンを受け渡す事になります。
彼のその輝は、このレースをご覧ください。
引き続き、舞台:この星を継ぐ者へ!:第1幕②をご覧ください。