丁度、ある事情で、何故卵焼きに砂糖を入れるのか?
という謎に直面し。色々な意見を目に耳にし、調べてみたら。
下記のHPへたどり着いた。
独立行政法人
農畜産業振興機構
http://alic.lin.go.jp/consumer/sugar/functions.html
甘いのが嫌とか、好きとか。
個人差の好みは確かにあるけど、そこは双方刀を鞘に
納めて考えてみたい。
何故砂糖が入るのか?上記のHPではこのようにある。
砂糖を入れる事で。
1、ふんわりさせる効果
2、泡立ちを助けキメ細かくする
3、保水性を保つ
4、卵、牛乳のタンパク質凝固温度
を上げて、柔らかい口当たりにする。
5、デンプンの老化防止
6、防腐効果
7、酸化防止 他等々。
昔、高校生クイズの問題でも。
料理に砂糖を入れる事で、腐りにくくなる。
YesかNoか?
なんて問題が出まして。私は間違えました。
答えは、Yesなんです。西武球場(現ドーム)の
グランドでひっくり返りました。経験も大事なんですね。
関西のだし巻き卵は、だし汁でふっくらさせ。
甘味はなく。これが常識と考えがち。
関東の厚焼き卵は、砂糖を加えてふっくらさせ、
甘味があり。それゆえ、焦げ目もつける効果があり。
お弁当等に入れても、腐りにくく。冷めても美味しさと
食感を持続できるからです。
東西関係なく、普段何気なく食べているスイーツ。
卵、乳製品に砂糖が入る事で様々な食感が味あう事
ができる訳で。これには、関西も関東もありません。
卵+砂糖は、何もお惣菜だけに限って否定する事も
特段ないのです。
厚焼き卵VSだし巻き卵なんていう論争は、不毛な訳です。
何故なら、全国で食べられている訳だから。
朝食がパンであろうと、ご飯であろうと全く関係なく。
卵+砂糖=スイーツ(一部)なのだから。
(食品アレルギーはこの場合は考えないとしますあくまでも。)
卵料理全般で言えば、食欲を抑えたい時は。
塩やコショウや醤油等の塩辛いもので食欲を抑え。
甘さや他の味を加える事で食欲を沸かせる効果もあり。
その時の個人の調子次第で変えてみてはいかがかでしょうか。