まるどら日記

まるどら日記

日々の想いを綴ります

期待して入社してもらった新人さん

昨日で退職することになりました。

 

出産のために退職するスタッフが7月末までなのでそれまでにある程度新人を出来るようにする!という算段でしたが。

 

先週上司と話して、

「多分退職になると思う。でもすぐすぐはね、あなたひとりになるからさすがにね」

とか言われてましたけど。

辞める人は残される会社の状況なんて関係ないですしね。

いわば最悪のタイミングです。

 

 

でもふと…思い立ったんです。

私の友だち。

同い年なのですが本当に仕事に関しては真面目で。

一緒に働くなんて考えたこともなかったけど。

条件的には今働いてるところよりはうちの方がいい気がします。

それでも今働いている会社の社長も、彼女に頼り切りなので。

手放さないかもしれないし、彼女にその気もないかもしれません。

でも一応チャレンジしたくて。

 

上司に

「受付の募集、若くないとダメですか?私の友だちなんですけど」って言うと

「友だち?ならいいよ」って。

 

夕方ラインして、夜電話すること伝えて。

結果、かなり驚かせてしまったのですが。

彼女にとってはかなりいいお話だということですが…今の会社のことを考えるとなかなか難しそうです。

 

でもふたりで仕事をする妄想をしたのですが。

「絶対楽しいし協力し合えるし」って話しになって。

「でもすぐ行くって言えなくてもどかしいけど。こうして頼って連絡をくれたのもすごく嬉しかった」って言ってくれて。

 

「どんな話かと思ったよ。何か病気になったのかとか…心配したけど本当に良かった。ネコちゃんたち、お世話に行かないとって思ってた」って。

 

本当に…

私を深く想ってくれる人は…私を心配すると同時に猫たちの心配をしてくれます。

心配…というか、「行かなくちゃ」というスタンスで話してくれます。

 

結局友だちをヘッドハンティングは出来なかったけど。

お互いにとてもいい時間になり、信頼も改めて深まった気がします。何もしてないんだけどもね。

 

うまくいってない…といえばそうだけど。

土台を1から作るチャンスでもあります。

春までは遅刻も早退も、もちろん体調崩したって休めないけど。

気合いでなんとかなるだろう…多分。

わからないことを聞ける口もあるしこの歳になれば平気で聞ける度胸だってあります。

とりあえず8月から大変。

でもまずはお盆休みを目指して頑張ろうと思います。

 

朝、もう爆発しそうだった。

今までやっていたこと、受付スタッフにやってもらえなくて。

わかってる。本来なら「ちゃんとやって」って言えばいいことくらい。

でも「今の子はなかなかね」って院長が以前言っていたので。

簡単に「辞める」って言われてもしんどいし。

でも…私がやってるそばを平気で通り過ぎる。

 

自分がやってそれで済むならもういいじゃん。

下を向いて黙っていくつも自分でこなす。

 

でも泣きそうだ。

 

そんな時、院長から。

「○○ちゃん(新人)、来月から受付ひとりじゃしんどいって。

っていうか、辞めると思う。98%くらい」って聞かされて。

 

「もう少し頑張れって思うけど、結局そのもう少しの基準も低そうで。こんなもんかね。

でもそんな状態で働かせてもね。仕方ないし」

 

そんなふうに話す院長に

「私の方がしんどいです」って一瞬笑ったけど涙が溢れて。

 

そんな子供じみた事言うなんて…情けないけど。

 

「正直これならお局さまいっぱいのところで怒られてやる方がマシかとも思ったりします。

でも…患者さんと接していくこと、先生たちを支えて仕事をすることが楽しいし…」

 

そう言いながら泣く私に

「あなたが辞める時はうちの病院閉めるときだよ」と院長。

 

数年に一度爆発する私。

少しずつ吐き出したりが出来ないから。

 

でもイチかバチかじゃない。

本当に退職のことも頭をよぎる。

 

それをほのめかすのも申し訳ないけど。

私だってしんどい。

 

私をなだめるために院長があれこれ想いを伝えてくれて、途中であきらかに言いすぎて。

お互い笑いあう。

「先生言い過ぎです」

「いやいや、ほんとだよ」

 

本来は

新人が辞めるかも。

求人出そう。

院長からしたらそれだけの話だったのに。

いつの間にか私を持ち上げないといけなくて。

申し訳ないけどちょっと笑ってしまう。

 

「正直俺もしんどいよ。

昔みたいに爆発して文句言う訳にもいかないしね」って。

思うところがあったのかと…そうかも…とは思っていたけど。

やっぱりそうだった。

 

でも求人出して、新人辞めなかったら。

来春には産休からひとりスタッフが帰ってくる。

そうなったら…って話したけど。

「その時はその時。自分が仕事出来ないと分かれば辞めるだろうし、新しい子が入って来た段階で…かもしれないし。

さすがに今辞めるのはやばいと思っていると思う」

 

話さなかったけど急に私ひとりになる可能性もありそうで。

でも…

承認欲求満たして頂きましたので。

なんとか乗り切れる気がします。

でもそうなると、私の業務が全部ストップするので。

それはそれでやばいかも。

 

「来週オペしてもらわないといけないから」そう言って笑うと

「最高のオペするよ」って。

 

「先生特別なことしなくてもいつも最高だから」

「だね笑 ちょっと仕事してくるよ。あなたのために」

 

そうやってふざけながら、笑いながら。

数年おきに爆発する私をなだめてくれる。

 

この会話を女性上司に言ったら。

「気持ち悪っ!!」って笑ってて。

「でもそうやって思っていたんだなぁって改めて思いました。

何も言わないから」って言うと

「何も言わないよね。昭和の男よね」ってふざけあって。

 

「これ内緒ね。いつもありがとう」ってお漬物頂きました笑

 

こんなことがあるといつも「言われて来たのに」って情けなくなる。

それでもやっぱりひとりで消化出来なくなることもある。

これで良かったのかどうかわからない。

新人スタッフと向き合って話して。

教育していくことも大切なのかもしれない。

でも仕事以前の振る舞いを見るにつけ、どうなのかなぁと悩ましくて。

難しい。

 

でも求人出したけど、新人が教育係?

心配だけど私が張り付いて教えるのも難しい。

とにかくなんとか産休スタッフが戻って来る春まで乗り切ろう。

ひとつひとつ。

自分と上司を信じて。

 

 

 

ここ最近ずーーーーーーっと仕事中考えてる。

考えても仕方ないこと。

 

今までやってきた事でも。

必要なければルールは変えたらいいと思うし。

それが仕事の効率だったり、患者さまのためになるなら。

 

でもそれが

なんとなく…

面倒だから…

その方が楽だから…

 

そのようにして変わっていくものに対しては。

ひとつひとつがたいしたことがないことであっても。

それを遠目で見ているとただただ私にはストレスで。

 

院長もきっとそれを少なからずわかっているはずなのに…

それを注意してゴチャっとなるのが面倒なのか…本当に気づかないのか、どうでもいいのか…わからないけど。

院長がそこに対して何も言わない事こそが私の最大のストレスなのかもしれません。

 

私が入社した時に院長は色々なことにアクティブで。

歯科の勉強だけでなく、接遇に関してもしっかり勉強してらした。

私に「リッツカールトンはNOと言わないらしいけど、実際無理なことだってあるよね。そのような場合はどうするの?」

そんな議論をしたこともあるし。

スタッフに対して私が接遇に関しての講義をしたり、院長から「こんな勉強会があるよ」って教えてもらったり。

 

そんな頃が本当に懐かしい。

 

今何かあって私がそれを相談しようとしても…

気力がなさそうな院長を見ると…

言う気が失せてしまう。

 

でもあまりブレたくないから。

会社側が求めてないかもしれないけど。

最初に院長が大事にしてたことを…私も大事にしていたことを…

守っていきたいと思う。

 

先月?工務店さんが急遽誘ってくださって。

お茶しながらここでも接遇話。

言葉の大切さ、綺麗な日本語の大切さを改めて実感する。

そして…接遇のむつかしさも実感する。

 

 

 

こんな涼やかな甘いもの…飲みながらね。

 

こちらのお店で注文した時に。

スタッフさんの対応がとても素敵だった。

かしこまった対応がいい訳ではなくて。

言葉も崩れたりはせず、でもチャーミングで。

そして対応が臨機応変で。

 

工務店さんと話しながら…

私はとても気分が良くて幸せだった。

 

今月ちょっと難しい案件色々抱えていて。

でも今月が無事に終わっても来月からもっと大変な気がしていて。

ストレスもかかると思うけど。

今のところは…流せるところは流しながら…頑張って行きたいなって思ってます。