名古屋フィルハーモニー交響楽団「第九演奏会2023」に来ています。

会場は、日本特殊陶業市民会館･フォレストホール（名古屋市民会館･大ホール）。
開館51周年とのことで、そこかしこに年季を感じました。
ビレッジホール（中ホール）は高校時代に来たことがありますが、大ホールははじめてです。

市民会館のある金山は大学時代の通学経路でした。
何度か立ち寄ったことがある「スガキヤ」はとうになくなり、街の様子もだいぶ変わっていました。

今年1回目の「第九」は名フィルです。

前から8列目でしたが、天井が高いからか、前の方でもかやかましいということはありませんでした。

ソリストと合唱団は1楽章の前に登壇するスタイルでした。

音楽監督･川瀬賢太郎さんの溌剌とした指揮に応じたメリハリの効いた演奏で、随所に川瀬流の解釈を感じました。
でも、たっぷりと聴きたいところはたっぷりと聴かせてくれて、やはり日本人指揮者だなと感じました。

名フィル主催公演ではカーテンコール時の撮影を可としているので挑戦してみました。
拍手しながらスマホを構えて…結構忙しかったです。

最近はどのオケの演奏会に行っても、携帯電話の電源OFF以外に、拍手のタイミングが…などとマナーに関する注意喚起があります。
演奏の「でき」にもよるだろうしどうなんだろうと思っていますが、第九の場合、最後の「レ」の後に1.5拍休符があり、しかも「フェルマータ」まで付いている、しっかりと余韻を楽しみたい曲です。

名フィルの演奏会へ行くとプログラムと一緒にメンバー表が配られます。
経験上では名フィルだけ…おもしろい取り組みだと思います。
https://x.com/nagoyaphil/status/1735636981932286102

今年はもう1回「第九」に行きます。
次回はオーストリア人指揮者なので全く表情の違う第九が聴けるかも…楽しみです。

名古屋フィルハーモニー交響楽団「第九演奏会2023」

プログラム
　ベートーヴェン：交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱付」
演奏
　指揮：川瀬賢太郎（音楽監督）
　ソプラノ：迫田美帆
　メゾ･ソプラノ：福原寿美枝
　テノール：清水徹太郎
　バリトン：宮本益光
　合唱：愛知県合唱連盟
　管弦楽：名古屋フィルハーモニー交響楽団
　　（コンサートミストレス：石上真由子）

iPhone14（トリミング）

名フィル「第九」