白雪姫は一番初め製作されたディズニー作品のプリンセスです。

今でもとっても有名な作品ですが、ジェンダー的観点から見てみるのも

面白いです。

 

そして白雪姫は他のプリンセスに比べて

とても幼いことがあげられます。

1937年に製作されたこの作品ですが、

この時代は、こどもから大人になろうとする時期の女性が美しいとされ

ており、絵画などにもその傾向が見られます。

また白雪姫の女性観は厳しい父と優しい母、

 

という典型的な家父長制の家に生まれ育ったウォルトの育った家庭環境

も影響しているのではないかと考えられます。

現在の作品ではなかなかないであろう、

ジェンダー問題が顕著に現れています。

 

 

・白雪姫は,家事が当然のように行える家庭的女性のイメージが根底にある。

・小人の間では女は家事ができて当たり前だという認識があり,

白雪姫も家事が上手なので家においてもらう。

・小人たちのセリフには「女のように ・・・」

「女みたいにぺちゃくちゃと ・・・」などが多い。

・白雪姫の実父は映画に一切出てこない。

・女王が家臣に白雪姫を殺すように命じたが,「あんなかわいい子をですか?」と家臣は答える。人として,

あるいは子どもとして残虐な行為をしてはいけないという発想ではない外見主義発想である。

 

などなど 他にもたくさんあります。

この作品の中にこのようにこの作品の中にはジェンダーの基本的な枠組みとされる「女性らしさ」「男性らしさ」の刷り込みが現れているのですね。

しかし近代になるとどんどんと女性らしさ、男性らしさが薄れていき、ありのままでよいという作品まででてきましたね。

 

また次回は別のプリンセスについて書いてみたいとおもいます💓

 

♡Lily プロフィール

 

東京学芸大学 教育学部卒業

 

・大学ではプリンセスに関する社会的変遷という卒論を執筆し、優秀論文として取り上げられ、学者の道を進められるも就職する道を選ぶ

 

・マスコミ系・制作会社で社長秘書として海外出張同行等に関わる

 

・2016年 エルクラブという女子コミュニティを立ち上げwebサイト運営、イベント企画を手がける。OL,起業人など60名近く集める。

 

・自らゼロから立ち上げたプリンセス・スクールは、女性としての夢実現・品格を身につける継続サポート10名近く行う。

 

・これからのキャリアを悩んでいる女子のために会社員から0から1を作り出すプリンセスメソッド講座を開始