娘の学校生活 | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

2月から、息子は小学5年生、娘は中学3年生になりました。

 

娘は中1の2学期から1年半不登校で、

こちらは公立中学校でも、何もしないと留年してしまうのですが、

昨年は、中1の一学期の成績が良かったため特別にギリギリで中2に進級でき、

 

それでも学校に通うことは全く不可能だったので、中2の3学期からオンラインの学校に転校させ、

いくつか家で課題をこなしたため、またギリギリで、今年3年生に進級できることになりました。

 

生きるか死ぬかの状況で、学校なんて二の次なんだけど、

でも、もし良くなったときにスムーズに学校生活に戻れるように、

ある程度の環境は整えておきたいと思って、オンラインスクールのサポートをしてきました。

 

娘が在籍しているのは、公立のオンラインスクール。

ビクトリア州には1つだけです。

授業から課外活動まで、100%自宅から学べます。

 

入学するには、いろいろ条件があって、

娘のように心身の病気で学校に通えないメディカルカテゴリー、

また、スポーツや芸能のために学校に通えないパフォーマーのカテゴリー、

そして、短期海外滞在者、もしくは近くに学校のない僻地に住んでいる人のカテゴリーなどがあります。

 

状況が変われば在籍資格がなくなるので、

毎年入学手続きをしないといけないのですが、

娘は悲しいことにまったく良くなっていないので、今年もこの学校にお世話になることになりました。

 

先生たちも、病気の子たちの状況をよく理解してくれていて、

様々な状況に柔軟に対応してくれて、本当に感謝しています。

 

前の学期に、英語の授業で映画を見てレポートを書く課題があったのですが、

英語の先生がわざわざ私に前もって連絡してくれ、

娘の病状を理解したうえで、

「映画の〇分目のところに、人が死ぬ場面があります。それから、〇分目のところには、食べ物がなくて主人公が苦しむ場面があります。娘さんの精神状態に影響があるようなら、そこは飛ばしてください。」と丁寧に連絡してくれたのです。

 

前の学校は、半年娘が休んでいてもメールも電話も一度もない学校だったので、

(もちろん良い学校でしたが、病気の生徒に対する対応は整っていませんでした)

そのケアの手厚さに感動してしまいました。

 

もちろんいつかは、もとの学校に通えることが目標です。

でも、今の状況ですこしでも教育を受けられることは、とてもありがたいです。

 

娘はもちろん参加しませんが、オンラインで完結するクラブ活動などもあります。

ZOOMで行われる授業も、参加が難しければ録画を見ることもでき、

とってもフレキシブルです。

あと10年もすれば、こんな学び方がもっと増えるのかもしれません。

 

 

ーーーでもやっぱり、それで学習面はなんとかついて行けるとしても、

学校でお友達と触れ合うことの価値は、とっても大きいと思います。

 

コロナですでに数年そのチャンスを失ったうえに、中学生活のすべてを入院、引きこもりで過ごしているのは、

親として心配してしまう状況ですショボーン

 

 

わたしは、自分の中学校生活は本当に楽しい思い出ばかりで、

今思い出しても、胸がキュンとしたり、幸せな気持ちになります。

 

楽しかった友達との時間、好きだった男の子のこと、

大変だったけど頑張った部活のこと、お弁当の時間のこと、

中間テストや期末テストも、今思い出すと良い思い出です。

 

でも、父親が転勤族で、同じ場所に長くとどまることがなかったので、

小学校、中学校、高校時代のお友達とは、いつしか交流が途絶えてしまいました。

今も続いている学生時代の友達は、大学時代の友人です。

 

そう思うと、娘だって、今は孤立していても、

これからの人生でいくらでも素敵な友人をつくれるし、友情を学ぶこともできるはず。。。

そう願っていますキラキラ

 

 

一方、息子君は、元気に小学校に通い、学校生活を満喫しています。

それがどれだけ恵まれていることか、よくわかるようになりました。

 

ついこの間入学したと思ったら、もう5年生。。。

ただただ、元気でいてくれれば良い、もうそれだけですおねがい